大挙して来る敵にギリギリでうち勝つ爽快感『紅の海』体験レポート掲載!!

　コーエーが放つ期待のXbox用ソフト『紅の海』。このゲームは、“群れ制御エンジン”という独自のシステムを搭載しており、敵が群れまくりの戦闘画面が注目の的となっているタイトルです。
　
　今回は、その“群れ制御エンジン”とやらが、どのぐらい凄いものなのか身をもって体験するために、コーエーブースまでやってきた電撃オンライン取材班(1人)。ブース内をのぞいてみると……あった、あった。試遊台の上に、『紅の海』という大きな看板が出てるので、一目瞭然。ふと、先に試遊している人のモニターを見てみた時に、「なんじゃ、コリャ!!」と、心の中で叫ぶ自分を発見しました。このゲーム、敵が出過ぎですよ、ホントに……。画面のいたるところから、敵が「ブワァーッ！」って出てくるんですから。しかも、クモみたいな気持ち悪い敵がいっぱい。“クモみたいな”というのは、敵の動きが速すぎて、姿形がよく見えないのです。なんとなく、シャカシャカ動いてる気がしたので、勝手にクモだと連想してしまいました。コーエーさん、間違ってたらスイマセン。
　
　試遊台に空きができたので、早速プレイ開始。体験版は、洞窟のダンジョンからスタートし、その洞窟に巣くうボスを倒すところまで遊べます。こちらの味方は、主人公のショウに、CPUキャラの5人のみ。対する敵キャラは、想定して数千!!!!　なんと6vs.数千。圧倒的に不利ですね、はい。普通なら、勝てません。ですが、我が主人公チームは強者揃いのようで、手にした銃で出てくる敵を片っ端から倒していきます。これが、また気持ちイイ!!　画面を所狭しと動きまくる敵を、銃の乱射で倒していく爽快感――。これが“群れ制御エンジン”なんですね。群がり襲いくる敵をギリギリで倒す爽快感!!!!　同社の『真・三國無双』シリーズとは異なるものの、敵を倒す爽快感（このところのコーエーさんの創りだすゲームのキーワードのような気が、個人的にはした）。イイですよ！
　
　攻撃方法は、銃と剣をメインに戦い、ピンチになったら、スペシャル技として「ネオザイオニクス」という必殺技を繰り出していくといったスタイル。攻撃時のエフェクトもド派手で、見ているだけでも楽しめます。
　
　また、このゲームは、5.1chに対応しており、ヘッドホンを装着すれば、さらに臨場感あふれるプレイが可能です。試遊台の中に、ヘッドホンが付いているものは、5.1chサラウンドで遊ぶことができるので、気になる方はヘッドホンの付いた台を狙ってみましょう。倍率が高いかもしれませんが、我慢して空くのを待つ価値は十分にあります。さらに、コーエーブースの試遊台では物足りないとおっしゃる方は、「マイクロソフト」ブースへ!!　コーエーブースの『紅の海』とは違うステージを遊ぶことができますよ。

データ

▼『紅の海』
■メーカー：コーエー
■対応機種：Xbox
■ジャンル：ACT
■発売日：11月14日
■価格：6,800円(税別)

■関連サイト
・GAMECITY