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2002年9月21日(土)

『アーマード・コア3』プロデューサーが語る『AC3サイレントライン』の魅力!

 フロム・ソフトウェアのステージには、ロボット3D・ACT『アーマード・コア3』のプロデューサー佃氏が登場。今回のゲームショウでも多数の試遊台が設置されている『アーマード・コア3 サイレントライン』のプレゼンテーションが行われた。
 
 シリーズ7作目となる『AC3 サイレントライン』は、『AC3』の正統な続編となっており、地下世界レイヤードから地上へと人類が進出した後を描いた作品。プレイヤーは、アーマード・コア(AC)と呼ばれるロボットのパイロットになり、企業に雇われた傭兵としてさまざまなミッションを遂行していく。
 
 今回の『サイレントライン』では、これまでの作品ではおまけ的な隠し要素であった主観視点モードを標準搭載。計器類もコントロールパネル状に表示されるようになり、より臨場感のある戦闘を行うことが可能となっている。また、ACのカラーリングに迷彩色が選べるようになったことで、カスタマイズの幅が広がっているのもポイント。
 
 今作でもプロデューサーを担当する佃氏は、「メカを動かすのではなく、パイロットとしてACを楽しみたいという人も多く、それに答える形でコクピット視点も採用した」と、新要素の導入理由を説明。また「シリーズ7作目と長く続けてくると、われわれ開発だけではなく、ユーザーの皆さんもともに進化していると感じる」と、『AC』のコミュニティが大きくなっていることや、ユーザーの意見を取り入れながら制作していることをアピールした。
 
 本作の発売時期については、2003年の前半頃が目標とのこと。オンライン対応など不明な点もあるが、追加情報に期待して待つことにしよう。

『AC3』プロデューサーの佃氏。今回はパーツ数も400以上に増えたが、その説明の中で「復活させてくれという要望が高かったものもあります」と、期待させる発言もあった。

対戦台のほか、ACの動きにあわせて動くシートも出展されていた。こちらは、東京ゲームショウならではのシステムだ。


データ

▼『アーマード・コア3 サイレントライン』
■メーカー:フロム・ソフトウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2003年予定
■価格:未定

■関連サイト
フロム・ソフトウェア