GC『RUNEⅡ』をプレイしてみて実感できた、前作『RUNE』との差！

　フロム・ソフトウェアブースで体験することができたの数多くのタイトルの中でも、注目を浴びていたのは、カードバトルを採用したRPGとして好評の『RUNE』の最新作『RUNE Ⅱ』（GC）。人々の列に並んで待つこと数十分、前作を体験した者の視点で『Ⅱ』をいざプレイしてみたところ、まず気がついたのはカードの種類が増えている点だった。これによってカードを使ったバトルの戦略の幅が広がり、さらにエキサイティングなプレイを堪能できたのは、うれしい限りである。だが、『Ⅱ』の進化はこれでだけではない。物語中にムービーが随所に収録されているのを確認し、さらにキャラとの会話の数が前作に比べると格段に増えているではないか！　前作ではやや希薄だったストーリー性がようやく強化され、物語に入っていきやすくなっているのである。このストーリー性の充実により、前作をプレイしていない人もすんなりゲームに入っていけるはず。私以外にプレイした人からも「会話が充実して、さらにゲームとして楽しくなった」という意見も聞けた。カードの種類の増加やストーリー性の充実により、前作と比較すると全体的にボリュームがアップしたのは間違いないだろう。

じっくり遊ぶタイプのゲームのため、冒頭部分しか体験できないが、前作からの進化は感じとることができる。

データ

▼『RUNE II』
■メーカー：フロム・ソフトウェア
■対応機種：GC
■ジャンル：RPG
■発売日：2003年春予定
■価格：未定

■関連サイト
・『RUNE II』公式サイト
・フロム・ソフトウェア