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2002年9月22日(日)

広井氏&大場氏&寺田氏による大暴露トーク!『サクラ大戦』ステージイベント

 本日セガブースで行われた『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』のステージイベントでは、おなじみ広井王子氏と大場勝規氏に加え、オーバーワークスディレクターの寺田貴治氏が登場し、PS2用『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』の開発にまつわるトークショウが行われた。
 
 前半は「サクラ大戦 入門篇」ということで、『サクラ大戦』の誕生についてのトークだったが、後半の「サクラ大戦 上級篇」では、大場氏&寺田氏により、各システムの詳細について続々と新情報が公開された。その内容は以下の通り。

■『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』新要素
・「『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』は全12話構成」
・「サブキャラを含め、全キャラクタのエンディングが用意されている」
・「イベントシーンを含め、約500点以上のグラフィックを一新」
・「アドベンチャーパートではアクションLipsが追加」
・「戦闘パートにムービーが大幅追加」
・「ARMSに特殊攻撃追加」
・「合体攻撃はよりカッコよく恥ずかしいものに。」
・「通常攻撃がクローズアップされて3D化」
・「サクラ大戦ケイタイクラブをやり込むとPS2の方でいいことが起こる」


 サターン版『サクラ大戦』のシナリオは10話構成だったが、『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』では12話構成。寺田氏によると「タイトルは“もの言わぬ友よ”です」とのこと。そして、全キャラにエンディングが用意されることに関して、寺田氏は「全キャラクターというのが、どこまでかは、みなさんのご想像におまかせします」と、少し曖昧な表現で話した。『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』から初登場となる新Lips“アクションLips”に関しては、音ゲーみたいにタイミングよくボタンを押すことで成功させるという、これまでのものとは違ったLipsになるらしい。これまた寺田氏によれば、「例えば、風呂場をのぞいて逃げる時などに、このアクションLipsを用いる」とのことだった。

 戦闘についてだが、『サクラ大戦3』のシステムをベースにARMSを強化。タメ攻撃のゲージを半分使うことで特殊攻撃が使えるようになる、合体攻撃のグラフィック、バリエーションが増えるらしい。「合体攻撃では、すみれのウエディングドレス姿が見られる、紅蘭はリボルバーカノン以上の武器を披露する」と、やはり寺田氏からコメントが。

 今回の『サクラ大戦』ステージでは、これまでのように華やかな声優トークショウはなかったが、PS2版の新情報が気になるユーザーにとっては何よりうれしいトークショウだったに違いない。



広井氏と大場氏が質問し、寺田氏が答えるということ具合に展開した『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』ステージ。ちなみに来場者は、会場となったスタジアム状のブース内に収まりきれていません。とにかくすごい人数が集まった。

新要素について、中央のメインスクリーンに映像が映し出され、それぞれ解説された。ちなみにここで放映されたムービーは、試遊台で見られるムービーとはちょっと違うらしい。

大暴露トークと言っても過言ではない3人のトークショウ。重要なことを喋っていたのは寺田氏だが、喋らせていたのは広井氏&大場氏のゴールデンコンビだった。ナイスなトークに、来場者はみんな旗振ってたよ。


データ

▼『サクラ大戦 ~熱き血潮に~』
■メーカー:セガ
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2003年春
■価格:未定

■関連サイト
『サクラ大戦』公式サイト
セガ