News

2002年9月22日(日)

このリアルさは本物だ!エナジーエアフォース体験レポート!!

 タイトーブース内では、同社の自信作『エナジーエアフォース』をプレイすることができる。試遊台はたっぷりと用意されているので、労せずしてプレイできると思ったら……数十人単位の人たちが間断なく並び続ける。自分もその中に加わりつつ、どうしてこんなにも並ぶのかと思っていたが、それは数十分後、やっとの思いでプレイしてはっきりと理解できた。
 
 このゲームはコクピットまでリアルに再現されたジェット戦闘機を操りながら、数々のミッションをこなしていく戦闘機SLG。実際の航空写真や実音を使うなど、とにかくリアルさを追求している。そして、そのリアルさを一層高めてくれるのが、ブース内の試遊台に設置されていたヘッドマウントディスプレイ(ソニー製)。これは耳にヘッドフォン、目にはサングラスのようなディスプレイを装着するもので、自分が向いた方向へ画面も移動する(!)からスゴい。飛行中の音ももちろん臨場感は抜群、まさに本物のフライトを堪能できるのだ。
 
 プレイは離陸するところからはじまり、敵の輸送機を撃墜しにいくというものだが、ヘッドマウントディスプレイの効果か、飛行中は周りを見渡すことに夢中になってしまう。そんな中感じたのは、飛ぶことが「カッコイイ」と思うより、まず「怖い」と思えたこと。ただ、これはこのゲームがリアルであることの、何よりの証明だと思う。そして、それでも飛び続けたいと思えるのもまた、本作ならではの魅力なのだ。ただ、自分の腕がヘッポコなのが災いしたか、よりにもよって作戦範囲外へアウトしてしまい、あえなくミッション終了……。ある意味どこまでも飛び続けることはできたのだが、それではあまりにも悔しかったので、一度そこを離れて体験版をもらい(これもかなりの人が並んでいた)、それからもう一度試遊台の列に加わり、プレイさせてもらった。その結果のほうだが……まあ、とにかく楽しめたということで。ちなみに、試遊台にはヘッドマウントディスプレイがないものもあり、こちらは比較的楽にプレイすることができる。また、製品版には基礎飛行訓練を行えるライセンスモードがあるので、この手のゲームが苦手な方でも、発売の際にはぜひプレイしてみてほしい。




データ

▼『エナジーエアフォース』
■メーカー:タイトー
■対応機種:PS2
■ジャンル:SLG
■発売日:11月28日
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
『エナジーエアフォース』公式サイト
タイトー