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2003年1月16日(木)

マルチターム、GC向けにネットワークゲーム用ミドルウェアの販売を開始

 ネットワークゲーム開発用の通信ミドルウェアの開発、販売を行っているマルチタームは、本日1月16日よりGC用のライブラリ「MassplayerSystem PlayerServer(MPS PlayerServer)」の販売を開始する。
 
 この「MPS PlayerServer」は、ユーザーのマシン同士が1対1で接続し、ネットワークゲームができる、Peer to Peer(PtoP)と呼ばれる形式に近い通信をGCで行えるようにするもの。従来のPtoPと異なるのは、多人数の接続をサポートしていることで、これにより単なる通信対戦ではない、より高度なネットワークゲームを製作することが可能となっている。さらに、このミドルウェアを導入することで、ゲーム運営会社はネットゲームの運営コストを削減することが可能となる。
 
 また、多人数同時接続型(MMO)ネットワークゲーム方式への移行にも対応しており、非常に柔軟にネットワークゲームの開発を行うことができる。
 
 マルチタームでは今後、WindowsとPS2でも「MPS PlayerServer」を発売する予定としている。従来のサーバー接続型のゲームは、1カ月1,000円程度のプレイ料金がかかる場合が多いが、こういったミドルウェアの開発によって、より安価で楽しめるゲームが登場することが期待できそうだ。


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