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2003年1月22日(水)

EA『007ナイトファイア』記者発表会を開催、ボンドガールに小池栄子さんを起用!

 エレクトロニック・アーツ・スクウェアは本日1月22日、PS2『007 ナイトファイア』の記者発表会を開催した。『007 ナイトファイア』は、映画「007」シリーズ40周年を記念して作られた作品。プレイヤーはジェームズ・ボンドを操作し、主観視点STGモード、ドライビングアクションモードという2つのモードで構成されたステージをクリアしていくというゲーム内容になっている。

 本日の発表会で、EA社長の山本民生氏は「日本では3年前に、PS『007 トゥモロー ネバー ダイ』を発売したが、その後じっくりと時間をかけ、オリジナルストーリーの本作を製作してきました。コンセプトとして”be Bond”を掲げ、ゲーム中にさまざまな小道具(ガジェット)を用意、本当にジェームズ・ボンド、あるいはボンド役の俳優ピアース・ブロスナンになりきる快感が味わえるゲームとなっています」と、本作の魅力を説明。
 
 また、映画をゲーム化することについても「欧米では映画を題材にしたゲームというカテゴリーが確立している。また、ハードウェアの進化により日本でも『ハリー・ポッター』『スターウォーズ』『メダル・オブ・オナー』などがヒットしています。EAでは今後、このカテゴリーの確立に貢献していきたいと思っています」と、最近のEAが非常に力を入れている、映画を元にしたゲームというジャンルの一環であることがアピールされた。

 この後、プロデューサーの荒明氏よりゲームの詳細の説明が行われた。これによると、ストーリーの舞台はフランスから始まり、アルプス、日本、南太平洋、そして宇宙へと地球規模で展開する。また、ボンド役のピアース・ブロスナンを3Dレーザースキャンして、ゲーム中のボンドの3Dモデルが製作されているとのこと。
 
 さらに、今回ボンドのアドベンチャーに花を添える日本人ボンドガール「林 真紀子」役の声優に、人気アイドルの小池栄子さんを起用。「強さ、美しさはもちろん、一番大切な要素であるセクシーさを兼ね備えているということで、一番最初に小池栄子さんにお願いしようと思ったんですね。実際にプレイしていただくとわかりますが、声優としてもパーフェクトな演技をしてくれたと思います」と、今回の起用の理由を説明した。
 
 また、本日の発表会にはゲストとしてボンドガール「林 真紀子」役を演じた小池栄子さんも訪れ、「普通にお芝居をやるよりも、オーバー気味にやったほうがゲームとマッチするんですが、わかっていても難しかったです」と、感想を語ってくれた。

 この『007 ナイトファイア』、発売日は1月30日で価格は6,800円。映画「007」シリーズファンはもちろん、コアなゲーマーでも楽しめる完成度の高い作品に仕上がっているので、世界を舞台にした冒険、スパイアクションに惹かれる人は要チェックだ。

EA社長の山本氏は、本作のコンセプトについて「be Bond」であると説明。登場するスパイ道具(ガジェット)にもこだわったという。

日本人ボンドガール「林 真紀子」の声優を務めた小池栄子さん。「映画の007にも出てみたいですね」とのこと。

会場では、小池栄子さんを交えたゲームの対戦も行われた。小池さんはもちろん、「林 真紀子」をキャラクターに選択してプレイ。

プロデューサーの荒明氏によれば、「『007』シリーズは、冒険やさまざまな乗り物、小道具、そしてボンドガールといった男性の夢が凝縮されている」とのこと。もちろん、ゲームの『007 ナイトファイア』も、映画同様にそれを目指して作られている。


データ

▼『007 ナイトファイア』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ・スクウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2003年1月30日
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
『007 ナイトファイア』公式サイト
エレクトロニック・アーツ・スクウェア