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2003年1月25日(土)

9万人が幕張メッセに集まった!?「第17回次世代ワールドホビーフェア」レポート!

 本日1月25日~26日まで、千葉・幕張メッセで「第17回次世代ワールドホビーフェア 東京大会」が開催されている。すでに先週1月19日には、大阪ドームで大阪大会が開催され、熱狂のうちに幕を閉じている。今回電撃オンラインでは、東京大会の初日である本日に取材を行った。(後日開催される名古屋大会と福岡大会については、公式ホームページを参照)

 取材班は開場前の午前8:00に会場に着いたのだが、すでに信じられないぐらいの長蛇の列が形成されていた。会場は国際展示場9~11ホールだったのだが、列は会場裏手を通り、歩道橋を経て1~8ホール正面入口をかすめ、幕張イベントホールの裏まで続いて、そしてさらにみるみる伸びていった。これだけでもかなりのものだが、事務局からの開催報告を見て、さらに驚いた。なんと初日の総入場者数は91,200人! 会場内を歩くのもままならなかったのも納得できる。昨年行われた「東京ゲームショウ2002秋」最終日の入場者数を、約30,000人上回る数字だ。

 各ブースの詳細は下の写真を見てもらうことにして、とにかく子どもたちの熱狂ぶりには驚かされるばかり。ここ数年よく見られた、ただ新作ゲームをプレイするのみといった傾向は、完全に方向性を変えたように見受けられる。積極的にイベントに参加し、どのブースも一様に盛り上がっていた。特に人気があるのが『デュエル・マスターズ』をはじめとするカードゲーム。そして、いまだに活気がある『ベイブレード』を筆頭とした玩具。それら全体を包み込む形で根づいているゲームソフト。これら3本を軸として、子ども向け産業は、今年大きな転換期を迎えるのかもしれない。

会場となった幕張メッセ・国際展示場9~11ホール。晴天に恵まれたが、風はものすごく強かった。 よく見ると、歩道橋の上は人手埋めつくされている。この地点で行列の約半分まできたところ。 予定より早く繰り上げて開場されたが、「先行・限定商品販売会場」にはすぐに長蛇の列が作られた。
ナムコブースでは、『太鼓の達人』をプレイする親子の列が。GBA『チョコベーダー ウチュウからの侵略者』も人気だ。 『コロッケ!』や『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』などゲームソフトの他、「めんこスタジアム」なども大賑わい。 タカラブースでは「デュエル・マスターズ」の大会が行われ、自慢のデッキを持ち込んでのバトルが行われた。
任天堂ブースでは、早くもGC『パズルコレクション』の試遊台が。大スクリーンでは、そのTVCMも流れていた。 同じく任天堂ブース、大スクリーンに映し出されたGC『斑鳩』のプロモムービー。かなり美麗だったのが印象的。 「スポーツコーナー」では、サッカーとドッジボールに参加することができる。こちらもなかなか人気の様子。
ハドソンブースのGC『ボンバーマンジェッターズ』。幅広い年齢層に支持され、いまだに人気は衰えていない。
SCEブースでは、至るところにピポサルがディスプレイされていた。PS2『ラチェット&クランク』の試遊台も賑わっていた。
同じくSCEブースには、PS2『怪盗スライ・クーパー』の試遊台も。子どもたちは熱心にプレイしていた。
カプコンブースでは、GBA『ロックマン エグゼ3』のネットバトルツアーが大盛況。これだけ大量のGBAを見るのも稀だ。 セガブースではPS2『バーチャファイター4 Evo』、GBA『ソニックアドバンス2』などに人気が集中 次世代スーパーステージでは、「おはスタ」の公開録画が。1人病欠だったものの、フルーツポンチも元気にステージを盛り上げていた。
“山ちゃん”こと山寺宏一氏も、客席にまで乗り込むサービスが。みお、ゾナー、サイガー、番長らも登場した。  ステージの最後は、出演者全員と観客全員による大合唱で幕を閉じた。それにしても「おはスタ」人気はすごい!



■関連サイト
第17回次世代ワールドホビーフェア公式ホームページ