米国フォニックス社、Xbox用の音声認識開発ツールを2月より出荷すると発表
米フォニックス社は1月23日、マイクロソフトが同社のXbox向け音声認識技術を含んだ開発キットを、2月より出荷開始すると発表した。これにより、Xbox用ゲームの開発者は、フォニックス社の音声認識技術を使い、音声によるコマンドを利用するゲームの開発が可能になる。
これは、Automatic Speech Recognition(ASR)という音声認識技術で、ゲームの音楽などが鳴っている環境でも、高い認識率を持つもの。フォニックスは、昨年3月にXbox用開発ツールの一部としてASRを提供すると発表しており、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語をサポートするとしていた。
Xboxではすでに『N.U.D.E.@』という、東芝 iバリュー クリエーション社の技術を使用した、音声認識を活用したゲームが発表されている。今回Xbox開発キットに音声認識ツールが含まれるようになったことで、ボイスコマンドを使う斬新なタイトルが登場することが期待できそうだ。
Xbox Liveスタータキットに同梱されているボイスコミュニケータ。Xboxの音声認識は、この周辺機器を通じて行われることになる。
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