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2003年1月9日(木)

SCE、2002年末の商戦にて、PS2、PSともに過去最高の販売を達成したと発表

 SCEは本日1月9日、2002年の年末商戦期において、PS2・PSを合わせたプレイステーションビジネス全体で、過去最高の実売を記録したと発表した。具体的な売上げ台数だが、PS2は北米市場の11月から12月の2カ月間で、前年同時期を42%上回る400万台以上の実売数量を記録、さらに欧州でも前年を27%上回る240万台を売り上げた。残念ながら、日本国内では前年比27%減の94万台にとどまったものの、ワールドワイドで約850万台の販売となっている。
 
 ソフトについても、欧米ではロックスター・ゲームズの『Grand Theft Auto:Vice City』をはじめ、EAの『James Bond 007:Nightfire』、SCEの『The Getaway』などがヒット。日本では『テイルズ オブ ディステニー2』『ワールドサッカー ウイニングイレブン6 ファイナルエヴォリューション』などが好評を博し、全世界の11月から12月のPS2用ソフト出荷数は5,200万本を記録した。
 
 また、PS2のネットワーク面では、BB Unitが19万台出荷されている他、北米ではネットワークアダプタが40万台販売され、着実にユーザー数が増加している。このネットワーク機能については、今後『信長の野望 Online』『みんなのGOLF オンライン』など、2003年中に20タイトルの対応ソフトの発売が予定されている。
 
 PSも、発売9年目を迎えて全世界累計出荷台数が9,200万台を突破、年末の2カ月で200万台を販売しており、PS2と互換性があるにも関わらず依然好調に販売台数を伸ばしているとのこと。
 
 世界各地でゲーム機戦争に勝利したといっても過言でない今回の発表。各メーカーの技術力の上昇により良質なタイトルが増える今後、さらにPS2が販売台数を伸ばしていくことは間違いなさそうだ。


■関連サイト
SCE プレスリリース(pdf形式)
SCE