2003年10月17日（金）
『メダルオブオナー』スタッフが贈る、第二次世界大戦FPS『CallofDuty日本語版』
メディアクエストは本日10月17日、注目の主観視点STG（FPS）『Call of Duty 日本語版（以下CoD）』の製品説明会を行った。
本作は、エレクトロニック・アーツのFPS『メダル オブ オナー（以下MoH）』シリーズを手がけた、2015のスタッフが独立して創設した新会社「Infinity Ward」の第1弾タイトル。ゲーム内容は、プレイヤーは第二次世界大戦に参戦した兵士として、ノルマンディー降下作戦、スターリングランド、ベルリン議事堂突入といった、歴史に残る激戦を戦っていくというものだ。
『MoH』と大きく異なる特徴としては、200人を超える兵士が入り乱れて戦闘を行うことが挙げられる。戦場に登場する兵士たちは、AIとスクリプト（あらかじめ指定された動き）によってコントロールされており、兵士個々の判断によって一定範囲内を移動し攻撃を行う。小隊単位での作戦を実行することで、本物の戦場さながらの臨場感を体験することができるだろう。
また、グラフィックと歴史考証、登場する銃器、サウンドなどは非常にリアルな表現が行われている。その一方で、戦闘自体はある程度ゲーム的で、プレイヤーは単なる1兵士とはいえ、かなりの活躍をすることも可能となっている。
その他マルチプレイについては、12個の専用マップが用意され、5つのプレイモードでの対戦を行うことができる。モードの詳細は以下のとおり。
・「Behind Enemy Lines」
少数の連合軍と、多数のドイツ軍に分かれて対戦するモード。連合軍プレイヤーの目的は生き残ることで、生存時間とその間に倒したドイツ軍兵士の数がポイントとして加算される。ドイツ軍プレイヤーの目的は連合軍を倒すことで、倒した瞬間に連合軍兵士として復活し、今度は追われる側になる。
・「Retrieval」
攻撃チームと防衛チームに分かれて、攻撃チームは書類の奪還、防御チームは書類が奪われることを阻止するモード。
・「Search & Destroy」
攻撃チームと防御チームに分かれ、マップ内の複数の目標の破壊と防衛を行うモード。
・「Deathmatch」および「Team Deathmatch」
一定時間内、あるいは規定特典に達することを目標に、敵を倒していくモード。
気になる日本語化について、『CoD日本語版』プロデューサーの加藤氏は「いち早い発売を目指すために、音声は英語、字幕表示は日本語という状態になる」と説明。日本語音声については今後検討し、パッチによる提供も考えているという。
MODについては「基本的に英語版と共通になる予定」とのことで、MOD作成を楽しむユーザーや、グラフィック変更などを楽しみたい人も安心して日本語版を選択できるだろう。
なお、説明会の後は「Behind Enemy Lines」モードを使ったメディア対抗戦が行われたのだが、電撃オンラインが見事に勝利し、読者プレゼント用として『Call of Duty 日本語版』をゲット！ 発売時期の12月頃に「ユーザープレゼント」として用意する予定なので、FPSファンは楽しみに待っていてほしい。
戦場や武器のリアルさはPCゲームの中でも最高レベル。各国合計で22種類もの武器が登場する。
搭載されたAIは、負傷した仲間を背負って安全な場所へ移動させるなどの行動をとることも。
基本的には徒歩だが、一部のマップでは、戦車に搭乗することも可能。
戦場にはこのように大勢の兵士が登場する。AIとスクリプトをうまく組み合わせて、リアルな動きを生み出している。
「Behind Enemy Lines」モードを使ったメディア対抗戦。立てこもる連合軍をいかに倒すかが勝負の鍵となった。
(C)2003 Activision, Inc. and its affiliates. Published and distributed by Activision Publishing, Inc. Activision is a registered trademark and Call of Duty is a trademark of Activision, Inc. and its affiliates. All rights reserved. Developed by Infinity Ward, Inc. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc. ("Id Technology"). Id Technology 1999-2000 Id Software, Inc. Distributed in Japan by Kids Station, Inc. under agreement with Activision. All other trademarks and trade names are the property of their respective owners.
■メーカー：メディアクエスト
■対応機種：PC(対応OS：Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル：STG
■発売日：2003年12月
■価格：オープンプライス
本作は、エレクトロニック・アーツのFPS『メダル オブ オナー（以下MoH）』シリーズを手がけた、2015のスタッフが独立して創設した新会社「Infinity Ward」の第1弾タイトル。ゲーム内容は、プレイヤーは第二次世界大戦に参戦した兵士として、ノルマンディー降下作戦、スターリングランド、ベルリン議事堂突入といった、歴史に残る激戦を戦っていくというものだ。
『MoH』と大きく異なる特徴としては、200人を超える兵士が入り乱れて戦闘を行うことが挙げられる。戦場に登場する兵士たちは、AIとスクリプト（あらかじめ指定された動き）によってコントロールされており、兵士個々の判断によって一定範囲内を移動し攻撃を行う。小隊単位での作戦を実行することで、本物の戦場さながらの臨場感を体験することができるだろう。
また、グラフィックと歴史考証、登場する銃器、サウンドなどは非常にリアルな表現が行われている。その一方で、戦闘自体はある程度ゲーム的で、プレイヤーは単なる1兵士とはいえ、かなりの活躍をすることも可能となっている。
その他マルチプレイについては、12個の専用マップが用意され、5つのプレイモードでの対戦を行うことができる。モードの詳細は以下のとおり。
・「Behind Enemy Lines」
少数の連合軍と、多数のドイツ軍に分かれて対戦するモード。連合軍プレイヤーの目的は生き残ることで、生存時間とその間に倒したドイツ軍兵士の数がポイントとして加算される。ドイツ軍プレイヤーの目的は連合軍を倒すことで、倒した瞬間に連合軍兵士として復活し、今度は追われる側になる。
・「Retrieval」
攻撃チームと防衛チームに分かれて、攻撃チームは書類の奪還、防御チームは書類が奪われることを阻止するモード。
・「Search & Destroy」
攻撃チームと防御チームに分かれ、マップ内の複数の目標の破壊と防衛を行うモード。
・「Deathmatch」および「Team Deathmatch」
一定時間内、あるいは規定特典に達することを目標に、敵を倒していくモード。
気になる日本語化について、『CoD日本語版』プロデューサーの加藤氏は「いち早い発売を目指すために、音声は英語、字幕表示は日本語という状態になる」と説明。日本語音声については今後検討し、パッチによる提供も考えているという。
MODについては「基本的に英語版と共通になる予定」とのことで、MOD作成を楽しむユーザーや、グラフィック変更などを楽しみたい人も安心して日本語版を選択できるだろう。
なお、説明会の後は「Behind Enemy Lines」モードを使ったメディア対抗戦が行われたのだが、電撃オンラインが見事に勝利し、読者プレゼント用として『Call of Duty 日本語版』をゲット！ 発売時期の12月頃に「ユーザープレゼント」として用意する予定なので、FPSファンは楽しみに待っていてほしい。
戦場や武器のリアルさはPCゲームの中でも最高レベル。各国合計で22種類もの武器が登場する。
搭載されたAIは、負傷した仲間を背負って安全な場所へ移動させるなどの行動をとることも。
基本的には徒歩だが、一部のマップでは、戦車に搭乗することも可能。
戦場にはこのように大勢の兵士が登場する。AIとスクリプトをうまく組み合わせて、リアルな動きを生み出している。
「Behind Enemy Lines」モードを使ったメディア対抗戦。立てこもる連合軍をいかに倒すかが勝負の鍵となった。
(C)2003 Activision, Inc. and its affiliates. Published and distributed by Activision Publishing, Inc. Activision is a registered trademark and Call of Duty is a trademark of Activision, Inc. and its affiliates. All rights reserved. Developed by Infinity Ward, Inc. This product contains software technology licensed from Id Software, Inc. ("Id Technology"). Id Technology 1999-2000 Id Software, Inc. Distributed in Japan by Kids Station, Inc. under agreement with Activision. All other trademarks and trade names are the property of their respective owners.
データ
▼『Call of Duty 日本語版』■メーカー：メディアクエスト
■対応機種：PC(対応OS：Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル：STG
■発売日：2003年12月
■価格：オープンプライス