News

2003年10月29日(水)

スクウェア・エニックスと米Intelが、PC・携帯端末分野で協力関係に

 スクウェア・エニックスと米Intelは、PCおよび携帯端末でのゲーム開発とマーケティングについて、協力関係を結んだことを発表した。

 リリースでは合意に至った理由について、両社がPC・携帯端末がゲーム端末として有力なものになりつつあるという共通認識を持っていたことを説明。今後は協力関係の一環として、開発計画や共同マーケティング活動の協議を進めていくとのことだ。

 今回の合意に関して、Intel副社長兼デスクトップ・プラットフォーム事業本部長ビル・スー氏は「PCと携帯端末のオンラインゲームは、ゲーム業界において非常に魅力的な領域です。スクウェア・エニックスの優れたソフトウェア技術とインテルのハイパー・スレッディング・テクノロジやワイヤレスMMX機能を搭載するXScale技術などの優れたプロセッサ技術を組み合わせることで、PC や携帯端末における新たなゲームの楽しみ方を共に創造していきたいと思います」とコメント。
 また、スクウェア・エニックスの和田洋一社長も「インテルとの長期的な協力関係を通じて、両社およびエンドユーザーに価値ある成果を出していきたい。ゲームユーザーは、非常に高い要求を持っており、今回提案されたインテルとの協力によって、ビデオゲーム技術及びプラットフォーム技術の進化を最大限活かし、ますます洗練され成長を続けるゲーム市場における高いニーズをも上回るような新しいゲーム体験を実現できると確信しています」とコメントしている。

 スクウェア・エニックスとIntelは、これまでにも『FINAL FANTASY XI』のパフォーマンスを、IntelのPentium 4プロセッサに最適化する作業を共同で行っている。


■関連サイト
プレスリリース(インテル)
スクウェア・エニックス
インテル