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2003年12月1日(月)

CESAがマンガ喫茶やインターネットカフェなどでのゲームソフト利用を正式許諾

 社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)は、マンガ喫茶やインターネットカフェといった複合カフェにおけるゲームソフトの業務利用を正式に許諾すると発表した。

 日本複合カフェ協会(JCCA)とCESAは2002年5月1日より、複合カフェ店舗でのゲームソフト利用について暫定許諾のもとに実証実験を行ってきたが、本日12月1日をもって正式許諾へ移行となる。許諾の対象は全国の複合カフェ店舗となっており、契約はゲームソフトメーカーを代理してCESAが行う。なお、カフェ店舗で利用できるゲームソフトはCESA加盟メーカーが許諾したもので、ソフトには許諾シールが貼付される。また、許諾ソフトの利用は1年間の期間限定となっており、期間が終了すると各店舗はソフトをメーカーに返却。複合カフェ店舗でゲームソフトを業務利用する場合は、メーカーに対してソフトの使用料金を支払うこととなる。

 この許諾システムの運用は、CESAと社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が共同事業として行い、違法に利用するカフェ事業者に対しては、厳粛な対応も検討するとのことだ。


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