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2003年12月18日(木)

水槽の中で美少女を育成!個性的なSLG『カンブリアンQTS』発売記念イベント

 去る12月14日、秋葉原ラオックス アソビットシティで、PS2用ソフト『カンブリアンQTS(キューティーズ) ~化石になっても~』の発売記念イベントが開催された。

 グローバル・A・エンタテインメントより12月11日に発売された『カンブリアンQTS』は、美少女の姿をした古代生物“QTS”を水槽の中で育てていくという、一風変わったシミュレーションゲーム。カンブリアン帝国の皇女“カリス姫”、野生児の“ハベリン”、ドジなメイドの“オパビン”といった個性的な“QTS”たちとコミュニケーションを取りながら育成し、最終的には主人公の恋人にすることが目的となる。

 イベントは、本作の音響制作を担当したツーファイブのドン・マッコウ氏が司会進行役を務め、主要キャラクターを演じた声優・佐久間紅美さん(カリス姫役)、望月久代さん(ハベリン役)が出演。加えて、開発元であるTENKYの成田伸子さん、グローバル・A・エンタテインメントのANDY山本氏というプロデューサー両名もゲストとして登場し、制作裏話などを披露してくれた。成田さんは「『カンブリアンQTS』は、水槽の中で女の子を育成する“イジリゲー”(笑)。やばそうなセリフがたくさんあるので、いろいろイジって試してください」、山本氏は「SCEの倫理チェックのブロックを何回も受けて……(苦笑)。ゲームプレイの最中に危険なシーンを見たら、“よくSCEが通したな”と私がこのイベントで言っていたことを思い出してほしい(笑)」とそれぞれコメント。アイテムやキャラクターのセリフまわしなど、他にはない非常に個性的な作品であることをアピールしていた。

 その他出演者たちは、ファンに向けて「コンシューマ向けのゲームで“ギャルゲー”というジャンルは絶滅寸前。多くの“ギャルゲー”を手がけてきたTENKYは創立14周年を迎えましたが、今後も個性的な作品を作りつづけたい(成田さん)」、「大手メーカーが絶対に開発しない作品を積極的に売っていきたい(山本氏)」、「“ギャルゲー”が増えれば仕事も増えるので(笑)、かわいいキャラクターをたくさん生み出してほしい(望月さん)」とメッセージや今後の意気込みなどを語ってくれた。

 ゲストを迎えてのトークでは、「山本さんをゲームの主役にしたらおもしろいと思う。いろんなところでツッコミたい(笑)」とのコメントが佐久間さんから飛び出すほど、強烈な個性を持つ山本氏に他の出演者から激しいツッコミが入りまくり。『カンブリアンQTS』は他の美少女ゲームにはないさまざまな仕掛けが用意され、プロデューサーに負けず劣らず個性的な内容となっているので、気になる人はぜひ1度プレイしてみてはどうだろうか?

イベントには声優の佐久間さん(左)、望月さん(右)が参加。ゲーム内では、それぞれ“QTS”の声を担当している。

終始和やかムードで、爆笑トークが繰り広げられた本イベント。左からプロデューサーの成田さん、同じく山本氏。



満席となったイベント会場。トークの他、サイン入りの限定ラミカードがもらえるジャンケン大会や佐久間さんが本作のテーマ曲を披露するミニライブも行われた。


データ

▼『カンブリアンQTS ~化石になっても~』
■メーカー:グローバル・A・エンタテインメント
■対応機種:PS2
■ジャンル:SLG
■発売日:発売中(2003年12月11日)
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
『カンブリアンQTS ~化石になっても~』公式サイト(グローバル・A・エンタテインメント)
『カンブリアンQTS』公式サイト(TENKY)
グローバル・A・エンタテインメント
TENKY