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2003年2月19日(水)

スクウェアとエレクトロニック・アーツ・インク合弁解消。EASqはEAの100%子会社に

 スクウェアとエレクトロニック・アーツ・インク(以下、EA)は、エレクトロニック・アーツ・スクウェア(以下、EASq)の合弁事業に関する契約期間満了にともない、合弁解消に合意したことを発表した。この合意によって、スクウェアとEAは互いが保有する株式を買取り、EASqはEAの100%子会社として事業展開を行っていくことになる。また、これにより3月31日をもってEASqは社名を変更し、「エレクトロニック・アーツ株式会社」となる。
 
 EASqは1998年5月1日、EAとスクウェアの合弁契約に基づき、EAが70%、スクウェアが30%を出資して設立された会社。今回合弁を解消する理由については、日米両国において販売網や開発に関するノウハウの共有による事業拡大を目指す、という目的を達成したためとのこと。
 
 また、『FFXI』のWindows版はスクウェア開発、EASq販売となっているが、スクウェアによれば「合弁は解消するが、ビジネス上の協力関係は今後も継続していく」ということで、4月1日以降はEAが販売を行うことになる。
 
 なお、この合弁解消に伴なう業績予想は両社ともに変化はない。また、事業についても実質変化することはなく、引き続き行っていくとのことだ。


■関連サイト
プレイオンライン
エレクトロニック・アーツ・インク(英語のページです)
エレクトロニック・アーツ・スクウェア
プレスリリース(エレクトロニック・アーツ・スクウェア)