News

2003年2月20日(木)

『真・女神転生III』本日発売!秋葉原では金子氏のトークショー&サイン会開催

 本日2月20日、PS2用ソフト『真・女神転生III-NOCTURNE』の発売に合わせ、東京・秋葉原で記念イベントが開催された。
 
 この記念イベントは、「ソフマップ秋葉原本店」「LAOXアソビットシティ」「メッセサンオー」「ヤマギワソフト館」といった各店舗で、『真・女神転生』シリーズの総合プロデューサー・岡田耕始氏とクリエイティブディレクター・金子一馬氏によるサイン会やトークショーが順次行われるというもの。
 
 本日2店目のイベント会場となったアソビットシティには、定員以上となる多数のファンがかけつけていたが、なんと開始前に岡田氏が体調不良のため、イベントを急遽欠席することが告げられた。岡田氏・金子氏からのサインをもらおうと楽しみにしていたファンにとっては残念だが、会場には「ドクターストップ」と書かれた『女神転生III』主人公の店頭用看板が登場し、「『真・女神転生III』発売当日に、不覚にもドクターストップとなってしまってごめんなさい。ファンの方へ直接思いを伝えようと、私も楽しみにしていたのに非常に残念です」という岡田氏からのお詫びメッセージが伝えられた。
 
 トークショーでは、まず金子氏が「『真・女神転生III』の存在意義というか、他の作品との一番の違いは、独特の雰囲気にあると思います。実際にある地名で事件が起こって、それを解決していくという身近な感覚を味わってほしい」と魅力をアピール。また、『III』が発売されたばかりだが、次回作について「自分を含め、ファンの人も驚くような『III』とはまた違った世界観や仕掛けを用意したい」と早くも『真・女神転生IV』をほのめかす発言も飛び出し、集まったファンを喜ばせた。その他、トークショーでは本日正式オープンしたコミュニティサイト「Megaten Net」や開催中の原画展、ファンからの質問などゲーム内容以外の『真・女神転生』エピソードが多数語られた。
 
 続いて行われたサイン会では、金子氏がファン一人一人に声をかけながら、用意されたポスターや『真・女神転生III』ゲームソフトなどにサイン。中には、デラックスパックの同梱グッズにそれぞれサインをもらっている人もいた。
 
 なお、今週末には同様のイベントが神戸でも行われるので、関西の『真・女神転生』シリーズファンは岡田氏の回復を願いつつ、開催を楽しみにしていよう。

『真・女神転生III』一色となったアソビットシティ店頭には、たくさんのファンが集まった。サイン会の整理券を入手できなかった人も多数いたようだ。

残念ながら欠席となってしまった岡田氏からはお詫びとともに、「『真・女神転生III』は、9年の構想を経てようやく完成した作品。シリーズを通すと15年という長い期間となり、もはや子どものような存在なので、今後も成長を見守るとともによろしくお付き合いください」というファンへのメッセージが寄せられた。

金子氏は、現在発売中の『アヌビス』でもキャラデザインを担当。トークショーでは、「今後はオービタルフレームと悪魔を絡めていこうかな。コナミの方がいたらごめんなさい(笑)」という冗談で訪れた人を笑わせていた。

サイン会では、「寒い中、どうもありがとう」と一人一人に声をかけて丁寧にサインをしていた金子氏。


データ

▼『真・女神転生III-NOCTURNE』
■メーカー:アトラス
■対応機種:PS2
■ジャンル:RPG
■発売日:発売中(2003年2月20日)
■価格:通常版 7,800円(税別)/デラックスパック版 12,800円(税別)
■予約・購入はこちら!
PlayStation.com(『真・女神転生III』デラックスパック)
PlayStation.com(『真・女神転生III』通常版)

■関連サイト
「Megaten Net」
『真・女神転生III-NOCTURNE』公式サイト
アトラス