召喚獣を率いての爽快集団バトルが魅力!『カオスレギオン』完成披露発表会
本日2月27日、カプコンは3月6日に発売予定のPS2用ソフト『カオス レギオン』の完成披露発表会を行った。
『カオス レギオン』は、圧倒的な数のモンスターたちを片っ端から斬りまくる、爽快感あふれるアクションゲーム。多彩な召喚獣(レギオン)とともに敵の軍勢とチーム戦で戦うというバトルシステムが特徴だ。また、ファンタジーをモチーフに、主人公を取り巻く数奇な運命や深いラブストーリーが絡み合う重厚な物語が展開。主人公“ジーク・ヴァールハイト”役に押尾学さん、ジークの敵役“ヴィクトール・ドラクロワ”役に海東健さん、ジークとともにドラクロワを追う“アーシア・リンスレット”役に市川由衣さん、ジークとドラクロアが唯一心を許した女性“シーラ・リヴィエール”役にりょうさんといった豪華キャストも話題となっている。
発表会には、『カオス レギオン』のプロデューサーであるカプコン第6開発部の小野義徳氏、主要キャラクターの声を担当した俳優陣4名が出席。小野氏による完成報告のあと、『カオス レギオン』のオープニングムービーが公開され、出演者たちは「デモ段階で見たものよりも、動きがナチュラルでスムーズになっている(押尾さん)」「壮大なスケールで幻想的。世界観がすごいですね(りょうさん)」とムービーの感想を語るとともに、完成度の高さに驚いていた。
続いて、ステージでは小野氏自らが“ジーク”を操作し、『カオス レギオン』の特徴であるチーム戦のバトルシステムを紹介。小野氏のプレイを見ていたりょうさんは、「私はアクションゲームが好きでよくプレイするんですが、勝ち負けよりもどんな技を出すかに注目します。『カオス レギオン』の戦闘シーンはスピーディーで華麗。ゲームをプレイしない女性も、見ているだけで楽しめると思います」とコメントしていた。なお、『カオス レギオン』では、“ジーク”以外に第2のプレイヤーキャラとして“アーシア”も操作可能。ステージでは市川さんが“アーシア”の操作に挑戦し、思わず無言になってしまうほど熱中していた。
また、押尾さんは、自身の音楽プロジェクト「LIV」として『カオス レギオン』の主題歌も担当。主題歌となるのは「LIV」の最新シングル「FLY」で、ゲームソフトと同時に発売される。さらに『カオス レギオン』は北米・欧州地域でも発売が決定しており、海外版は英語バージョンのものが収録されるとのことだ。なお、この「FLY(English Version)」は、4月9日にセルピュータから発売されるCDアルバム「カオス レギオン オリジナル・サウンドトラック」に収録されることが発表された。その他、『カオス レギオン』は、富士見書房「月刊 ドラゴンマガジン」での小説連載、ラジオドラマなど、さまざまなメディアで展開。現在放映中のTV-CMも、「ゲームと音楽を同時に表現したい」とのことから、数多くのミュージックビデオを制作した丹下紘希氏を監督に起用している。会場では、2パターンのCMの他、特別編集版「ショートフィルムバージョン」が公開されたが、この特別編集版は本日より『カオス レギオン』公式サイトでも試聴できるようになっている。ストーリー性のある映画のような内容となっているので、『カオス レギオン』に注目している人は一度見ておくといいだろう。
『カオス レギオン』のプロデューサーを担当した小野氏は、「フットボールのようなチーム戦でのバトルが楽しめます」と集団で行うバトルシーンをアピール。
発表会では、市川さんが“アーシア”でデモプレイを披露。市川さんは「“アーシア”の走り方が私とちょっと似てます(笑)。動きもかっこよくて感動しました」とプレイした感想をコメント。
「もう誰も、ひとりでは戦えない。」をテーマにしたTV-CMは、主人公と同じ赤い髪の少年とモンスターたちが集団同士で対決するバトルシーンを描いたもの。
有名俳優の声優起用や主題歌などで、ゲームファンだけでなく一般層からも注目を集めそうな『カオス レギオン』。最後に小野氏は「コントローラから感じ取る舞台アクションを楽しんでください」と挨拶し、発表会を締めくくった。
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データ
▼『CHAOS LEGION』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2003年3月6日
■価格:6,800円(税別)
■関連サイト
・『カオス レギオン』公式サイト
・カプコン