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2003年2月27日(木)

富士重工業と『GT』のポリフォニー・デジタル、小型の自動車シミュレータを共同開発

 富士重工業と、SCEのソフト開発会社で『グランツーリスモ』シリーズを手がけるポリフォニー・デジタルは、PS2で制御可能な自動車シミュレータを共同開発したことを発表した。

 このシミュレータのハード部分は、富士重工業の航空機操縦訓練用フライトシミュレーターの技術をもつ航空宇宙カンパニー、スバル車の開発を行うスバル技術本部、ならびに将来技術などの研究を行うスバル技術研究所が共同開発したもので、複雑な姿勢変化が表現可能という本格的なもの。設置面積や消費電力が小さく、低コストな部分が特徴となっている。
 
 そして、ソフト面は『グランツーリスモ』シリーズを開発したポリフォニー・デジタルが、『GT』のエンジンを利用して開発。シミュレータの制御用信号を出力する機能を搭載し、チューニングを行った。

 このシミュレータは3月6日から16日に開催される「ジュネーブ第73回インターナショナルモーターショー」に出展される。また、今後も富士重工業では同社のイベントでこのシミュレータを出展していくとのことなので、日本でも体験できることを期待しよう。

今回ジュネーブモーターショーに出展されるシミュレータでは、スバル インプレッサでラリーコースの走行を体験できるとのこと。

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