クライテリオン社、家庭用ゲーム開発者向けの5.1ch音響ミドルウェアをリリース
ゲーム開発者向けのミドルウェアを開発するクライテリオン・ソフトウエア社は、ゲーム音響デザイナー向けミドルウェア「RenderWare Audio 2.1」を3月24日に発売する。
この「RenderWare Audio 2.1」は、業界初の「ドルビープロロジックII リアルタイムエンコーダ」を搭載。これまで家庭用ゲーム機で5.1chサラウンドの開発に手を出しかねていた開発者も、このソフトを使うことで簡単に「ドルビープロロジックII」エンコード形式の5.1chサラウンドをゲームに実装することが可能となる。また、PS2、GC、Xbox、Windowsで共通システムになっており、プラットフォーム間での移植も短時間かつ容易に行うことができるという。
DVD-VIDEOに収録された映画やXboxは、ほとんどのタイトルが5.1chサラウンドを採用しているが、GC、PS2では対応タイトルがまだまだ少ない。この「RenderWare Audio 2.1」の登場により、より臨場感あふれるサウンドでゲームが楽しめるようになることに期待したい。
データ
▼「RenderWare Audio 2.1」
■メーカー:クライテリオン・ソフトウエア
■発売日:2003年3月24日
■価格:800,000円(税別)
■関連サイト
・クライテリオン・ソフトウエア