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2003年2月5日(水)

電撃2誌上位入賞で読者プレゼント獲得!Xbox『サウザンドランド』メディア対抗大会

 3月20日に発売を控えたフロム・ソフトウェア初となる本格ストラテジータイプのXbox用SLG『サウザンドランド -Thousand Land-』。このゲームの特長は、各プレイヤーが自分好みのマップを作り上げて戦えることと、ボイスチャットが楽しめるネットワーク対戦サービスXbox Liveに対応していること。本日2月5日、これらのシステムを利用して、各メディアが自慢のマップデータを持ち寄ったゲーム大会「編集部対抗読者プレゼント争奪編」が行われた。
 
 この大会には、メディアワークスから電撃オンライン(以下、DOL)とDengekiGAMESが参戦。大会は勝ち抜きトーナメントで行われ、その幕開けはいきなり波乱含みに……。1回戦第1試合に臨んだDOLの相手は、マイクロソフトのXbox Liveスタッフ鶉橋(うずらはし)氏。しかし、会場に鶉橋氏の姿は見えない……すると「インフルエンザのため、残念ながら本日は自宅でお休みしています」とのアナウンスが! 「ラッキー、不戦勝!」と思いきや、アナウンスには続きが。「そのため、自宅からXbox Liveを使って大会に参加します」。
 
 というわけで、会場のDOLと自宅の鶉橋氏との間での戦いがスタート! 「いつもお世話になっております」「こちらこそ、いつもお世話になっております」という、ボイスチャットならではの電話応対のような会話からゲームがはじまり、白熱の戦いの結果はDOLの勝利。ちなみにゲーム中は、「病人いじめて楽しいか~(笑)」といった攻撃ならぬ口撃に苦しめられたりした。「ゲーム発売後にはリベンジしますよ」との、鶉橋氏の悔しそうな言葉が印象的だった。
 
 そしてDOLは勢いに乗り、準決勝を制して決勝戦へと駒を進めることに成功。決勝では切り札のパラシュート部隊を打ち出す施設が、相手の砲台の集中砲火を受けて壊滅してしまいあっさりと敗北してしまったが、準優勝という成績を残すことができた。ちなみにDengekiGAMESは3位に入賞した。
 
 決勝終了後には、フロム・ソフトウェア代表取締役社長の神直利氏と、Xbox Liveを統括するマイクロソフトの小出雅弘氏が登場し、今後も両社でXbox Liveを盛り上げていくとの力強いコメントが聞けた。なお、『サウザンドランド』の発売日変更の理由となった両社のマル秘プロジェクトに関する具体的なコメントはなかったが、本作のプロデューサー金子氏によると、「自分のマップを見せびらかせるというユニークさも考え、いろいろとプロモーション展開をしていきます」との期待を感じさせる言葉もあった。
 
 さて、待望の大会賞品だが、3位のDengekiGAMESは特製ポストカード50人分、2位のDOLは特製サントラ50人分を獲得。優勝賞品の中には、自立走行可能なAPO型掃除機もあったが、残念ながらこれを持ち帰ることはできなかった。
 
 なお、これら特製ポストカードと特製サントラは、2つセットにしてDOLとDengekiGAMES4月号(2月28日発売)でプレゼントする予定なので、楽しみに待っていてほしい。



大会に参加した8媒体のご自慢マップは、ゲーム発売後にネットからダウンロードして対戦することができる。ちなみに電撃オンラインのマップのテーマは「電撃で戦う!」。大会では、雷属性の水で敵を足止めしつつ、パラシュート部隊を使って一気に敵陣深くに切り込む電撃作戦を展開し、かなりの好成績を収めることができた。

会場にはフロム・ソフトウェアの神氏(写真右)とマイクロソフトの小出氏(写真左)も来場。神氏からは、「たとえ何があっても、マイクロソフトさんといっしょにがんばっていきます」という強い意思表明もあった。

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データ

▼『サウザンドランド -Thousand Land-』
■メーカー:フロム・ソフトウェア
■対応機種:Xbox
■ジャンル:シミュレーションゲーム
■発売日:2003年3月20日)
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
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