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2003年3月13日(木)

ついに『FFX-2』発売!SHIBUYATSUTAYAでのカウントダウンには200人以上が集結

 PS2用ソフト『FINAL FANTASY X-2』発売日となった本日3月13日、「SHIBUYA TSUTAYA」で朝6:45より発売カウントダウンイベントが行われた。

 このイベントは、テーマソングを歌う女性アーティスト・倖田來未(こうだ くみ)さん、スクウェア代表取締役社長の和田洋一氏、4月1日よりスクウェアとの合併が予定されているエニックスの代表取締役社長・本多圭司氏を迎えてカウントダウンが行われるというもの。店舗前には早朝から200人を超える行列ができており、活気あふれる開店風景となっていた。

 イベントのゲストとして登場した倖田さんは、ゲーム内で使用されるテーマ曲「real Emotion」「1000の言葉」を歌っているだけでなく、オープニングムービーで主人公“ユウナ”が踊っているダンスのモーションキャプチャー、物語のカギを握る重要キャラ“レン”の声も担当するなど、多岐に渡って『FFX-2』に参加。「RPGはあまり詳しくない私でも知っている有名なタイトルのテーマ曲を担当できるということはとても光栄です」と『FF X-2』にたずさわった感想をうれしそうに語った。その他、『FFX-2』のシナリオを手がけた野島一成氏が歌詞を担当している「1000の言葉」について、「物語を象徴する感動的なシーンで使用されているので、深い世界観を表現できるように歌いました。早くその場面までプレイしてほしい!」と語り、集まったファンたちに向けてメッセージを送っていた。

 また、カウントダウンイベントに参加した和田氏は「1秒でも早くプレイしてほしい」と早朝から並んでいたファンに挨拶。応援に駆けつけた本多氏は「素晴らしい作品になっています。よいセールスを記録すると思う」と『FFX-2』を絶賛するとともに、ソフトの発売を祝う言葉を送った。
 
 なお、和田氏は発売日を迎えた『FF X-2』について「ドレスアップシステムなどキレイで楽しいシステムが盛り込まれている他に、あらゆるパターンでプレイできる広くて深い部分も多数用意しています」と語り、ライトユーザーなどの目を引くような間口の広さと非常に奥深い内容が混在していることを特徴としてシリーズ最新作をアピールしていた。

 そして「SHIBUYA TSUTAYA」では発売開始7:00に向け、10秒前からカウントダウンが行われ、いよいよ販売がスタート。同店舗での『FF X-2』購入者第1号となったのは、夜中の12時から並んでいた市川さんという男性。ようやくソフトを手に入れることができて満足していた様子の市川さんは、イベント出席者たちと握手や記念撮影を行いながら「早く並んだかいがあってうれしい」と喜びのコメントを寄せていた。

 「SHIBUYA TSUTAYA」でのカウントダウンイベントが終了し、全国各地でも発売が開始されている『FFX-2』。本日、会場で和田氏は『FFX-2』の初回出荷本数は180万本を用意してことを明らかにした。また、目標出荷本数を「全世界で約550万本の販売数を記録した『FF X』と合わせて1,000万本くらいになれば」と述べている。早朝から並んでいたファンは、さっそく入手した『FFX-2』を家に持ち帰り、『FFX』から続くストーリーをじっくりと堪能したいところだろう。世界中で大ヒットとなった作品の続編なだけに、前作を超えるようなセールスが記録できるか楽しみだ。

販売開始前には、約200人が行列を作った。販売が始まった後もこの列に続々と人が並んでいた模様。

店内には巨大な『X-2』パネルが飾られ、モニターにはプロモーション映像が終始流されていた。

ゲストとして登場した倖田來未(こうだ くみ)さんは、「朝から並んで買うだけの価値はありますよ~」と『X-2』を絶賛。

カウントダウンが終わり、一斉に販売が開始される。係員の誘導に従って、次々と並んでいた人がソフトを購入していった。

スクウェア社長の和田氏(写真左)とエニックスの本多氏(右から2番目)が一番最初に購入した人を祝福。

最後はイベント出演者がそろって記念撮影。好調な出足に満足そうな表情だった。


データ

▼『ファイナルファンタジー X-2』
■メーカー:スクウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:RPG
■発売日:発売中(2003年3月13日)
■価格:7,800円(税別)

■関連サイト
『FINAL FANTASY X-2』公式サイト
プレイオンライン