2003年3月16日（日）
全国のNeccaで『ウォークラフトIII』日韓オンライン大会開催、日本代表が勝利！
ネットステーションを運営するNeccaは本日16日、『ウォークラフトIII』のオンラインゲーム大会を開催した。この大会は、Necca各店舗の予選を勝ち抜いたプレイヤーがNeccaナンバー1の座を賭けて戦うもの。加えて、優勝および準優勝となったプレイヤーは日本代表として韓国代表との特別エキシビジョンマッチも開催される。
出場した選手は、各店舗の予選を勝ち抜いた8名とシード選手（Battle.net50位以内のユーザー）3名、そして世界規模のゲーム大会「ワールド・サイバー・ゲームズ（WCG)」の『エイジ オブ エンパイアII 覇者たちの光陰（AoC）』部門で優勝したHALEN氏の計12名。
大会は午後2時前に一斉にスタート、熱い戦いの幕が切って落とされた。1回戦の6試合は、2名が試合時間に間に合わず不戦敗となるアクシデントはあったものの、その他4試合および、2回戦は問題もなく順調に進行した。このなかで注目されたのが、違うゲームではあるが、WCGで優勝を果たした経験のあるHALEN選手。しかし1回戦は順当に勝ち抜いたものの、2回戦では「『ウォークラフトIII』でHALENに負けたことがない」と語っていたKino選手と対決、経験の差が出たのか（HALEN選手は『III』歴１カ月半）残念ながら撃沈してしまう。HALEN選手を見事撃破したKino選手は「予定通りです（笑）」とコメント、自信のほどをうかがわせた。
その他、強さが顕著だったのがSedec選手。アンデッドを巧みに操り、相手に反撃を許さないその戦い方は、これまで行われた他の大会で優勝したという経歴を納得させるもので、並み居るライバルたちを次々と撃破していった。
そして試合は進み、決勝に残ったのはKino選手とSedec選手。種族はKino選手がヒューマン、Sedec選手はいつも通りアンデッドを選択した。試合が始まると、Sedec選手操るアンデッドユニットの大群をKino選手が防戦するというやや一方的な展開になった。結局試合はKino選手の奮闘むなしくSedec選手が勝利、全国のNeccaナンバー1の座を獲得した。
表彰式が終わると、次は決勝戦に進んだ上記の2選手を代表とした日本代表チームと、韓国代表チームの2対2によるエキシビジョンマッチが行われた。韓国代表はゲームの対戦レベルこそ低いものの、チーム戦のスペシャリストと自称。即席チームであるSedec選手とKino選手がどのような戦いを展開するのか、選手を含めたすべての関係者が注目した。
試合前には特に作戦もなかった日本代表が、ナイトエルフを選んだ韓国代表の陣地にいきなり攻め入り、敵陣にフットマンタワーを建てるという作戦に出た。Kino選手がタワーを建てる間、Sedec選手が反撃を抑えるという、まるで事前に綿密な打ち合わせをしたような抜群のコンビネーションで韓国代表の片翼をもぎ取ることに成功。残るもう一方も落ち着いて撃破し、見事に日本代表が勝利した。
試合後Kino選手は「相手がナイトエルフを選んだので、この攻め方でやってみようと思った」とコメント、狙いがピタリと当たったことに満足そうな表情を見せた。また、残念ながら敗北してしまった韓国代表チームは、「長い戦いをしようと思っていたが、意外に早く終わってしまった。日本代表の判断は正しかった」と、惜しみなく日本の2選手を賞賛した。
すべての試合が終了したところで、試合の解説も務めた『ウォークラフトIII』プロデューサー牧谷洋志氏が「5月末には第2回大会が行われます。10月に韓国で行われるWCGの選考も兼ねるものとなる予定なので、ぜひその時もより強いプレイヤーとなって参加してもらいたい」とあいさつし、この熱い戦いが終了した。
なお、本日行われた試合のリプレイデータは、決勝戦および日韓戦が3月21日（金）、それ以外の試合が20日（木）に公式サイトにアップされる予定。非常に見ごたえがあり参考になるものなので、『ウォークラフトIII』のプレイヤーは、ぜひダウンロードして見てみてほしい。
バックのギャラリーが見守る中、真剣勝負がスタート。手前はHALEN選手、奥はKino選手。
惜しくも2回戦で敗北を喫したHALEN選手。Kino選手のコメントに合わせて「予定通り負けました」と悔しそうに語った。
見事準優勝を果たしたKino選手に記念品が贈られる。優勝したSedec選手は自宅からのアクセスだったため、表彰式はKino選手のみとなった。
最後にNeccaでプレイした選手全員で記念撮影。お疲れ様でした。
・Kino（秋葉原1位）
・Boolean（秋葉原2位）
・DR（秋葉原3位）
・tenti（神戸）
・AZABU_MAN（麻布十番）
・王輝（松山）
・何強（重信）
・HiroshimaXXX（広島）
・HALEN（シード）
・Ponytail.The.S（シード）
・Sedec（シード）
・カプコン選抜（シード）
出場した選手は、各店舗の予選を勝ち抜いた8名とシード選手（Battle.net50位以内のユーザー）3名、そして世界規模のゲーム大会「ワールド・サイバー・ゲームズ（WCG)」の『エイジ オブ エンパイアII 覇者たちの光陰（AoC）』部門で優勝したHALEN氏の計12名。
大会は午後2時前に一斉にスタート、熱い戦いの幕が切って落とされた。1回戦の6試合は、2名が試合時間に間に合わず不戦敗となるアクシデントはあったものの、その他4試合および、2回戦は問題もなく順調に進行した。このなかで注目されたのが、違うゲームではあるが、WCGで優勝を果たした経験のあるHALEN選手。しかし1回戦は順当に勝ち抜いたものの、2回戦では「『ウォークラフトIII』でHALENに負けたことがない」と語っていたKino選手と対決、経験の差が出たのか（HALEN選手は『III』歴１カ月半）残念ながら撃沈してしまう。HALEN選手を見事撃破したKino選手は「予定通りです（笑）」とコメント、自信のほどをうかがわせた。
その他、強さが顕著だったのがSedec選手。アンデッドを巧みに操り、相手に反撃を許さないその戦い方は、これまで行われた他の大会で優勝したという経歴を納得させるもので、並み居るライバルたちを次々と撃破していった。
そして試合は進み、決勝に残ったのはKino選手とSedec選手。種族はKino選手がヒューマン、Sedec選手はいつも通りアンデッドを選択した。試合が始まると、Sedec選手操るアンデッドユニットの大群をKino選手が防戦するというやや一方的な展開になった。結局試合はKino選手の奮闘むなしくSedec選手が勝利、全国のNeccaナンバー1の座を獲得した。
表彰式が終わると、次は決勝戦に進んだ上記の2選手を代表とした日本代表チームと、韓国代表チームの2対2によるエキシビジョンマッチが行われた。韓国代表はゲームの対戦レベルこそ低いものの、チーム戦のスペシャリストと自称。即席チームであるSedec選手とKino選手がどのような戦いを展開するのか、選手を含めたすべての関係者が注目した。
試合前には特に作戦もなかった日本代表が、ナイトエルフを選んだ韓国代表の陣地にいきなり攻め入り、敵陣にフットマンタワーを建てるという作戦に出た。Kino選手がタワーを建てる間、Sedec選手が反撃を抑えるという、まるで事前に綿密な打ち合わせをしたような抜群のコンビネーションで韓国代表の片翼をもぎ取ることに成功。残るもう一方も落ち着いて撃破し、見事に日本代表が勝利した。
試合後Kino選手は「相手がナイトエルフを選んだので、この攻め方でやってみようと思った」とコメント、狙いがピタリと当たったことに満足そうな表情を見せた。また、残念ながら敗北してしまった韓国代表チームは、「長い戦いをしようと思っていたが、意外に早く終わってしまった。日本代表の判断は正しかった」と、惜しみなく日本の2選手を賞賛した。
すべての試合が終了したところで、試合の解説も務めた『ウォークラフトIII』プロデューサー牧谷洋志氏が「5月末には第2回大会が行われます。10月に韓国で行われるWCGの選考も兼ねるものとなる予定なので、ぜひその時もより強いプレイヤーとなって参加してもらいたい」とあいさつし、この熱い戦いが終了した。
なお、本日行われた試合のリプレイデータは、決勝戦および日韓戦が3月21日（金）、それ以外の試合が20日（木）に公式サイトにアップされる予定。非常に見ごたえがあり参考になるものなので、『ウォークラフトIII』のプレイヤーは、ぜひダウンロードして見てみてほしい。
バックのギャラリーが見守る中、真剣勝負がスタート。手前はHALEN選手、奥はKino選手。
惜しくも2回戦で敗北を喫したHALEN選手。Kino選手のコメントに合わせて「予定通り負けました」と悔しそうに語った。
見事準優勝を果たしたKino選手に記念品が贈られる。優勝したSedec選手は自宅からのアクセスだったため、表彰式はKino選手のみとなった。
最後にNeccaでプレイした選手全員で記念撮影。お疲れ様でした。
データ
■大会出場選手紹介（敬称略）・Kino（秋葉原1位）
・Boolean（秋葉原2位）
・DR（秋葉原3位）
・tenti（神戸）
・AZABU_MAN（麻布十番）
・王輝（松山）
・何強（重信）
・HiroshimaXXX（広島）
・HALEN（シード）
・Ponytail.The.S（シード）
・Sedec（シード）
・カプコン選抜（シード）
■関連サイト
・『ウォークラフトIII』公式サイト
・カプコン