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2003年3月27日(木)

ディーワンダーランド開発のキッズ向けブロードバンドサービスが7月よりスタート!

 本日、デジタルエンターテイメントコンテンツ開発メーカー・ディーワンダーランド、ウォルト・ディズニー・ジャパン(WDCJ)、NTT東日本、NTT西日本の4社が業務提携し、「DisneyBB on フレッツ」の設立および、ブロードバンド向けサービス「ディズニーワンダーランド」開始についての発表会が行われた。

 ディーワンダーランドは、旧社名・ティーアンドイーソフトとして1982年に設立され、、『遥かなるオーガスタ』シリーズなど数多くの名作ゲームソフトをリリース。2002年4月に旧社名から現在の社名へと変更し、今回発表された「ディズニーワンダーランド」サービスを中心としたデジタルコンテンツの開発に力を注いでいる。

 NTT東西が提供するブロードバンドアクセスサービス「フレッツ」(「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」)ユーザーを対象にした「DisneyBB on フレッツ」では、ブロードバンドを利用してディズニーが提供する映像、音楽、オンラインゲームといった多数のエンターテイメントコンテンツを楽しむことが可能となる。また、「DisneyBB on フレッツ」のオープニングコンテンツとなる「ディズニーワンダーランド」は、キャラクターを操作して用意されたマップ内を自由に歩き、絵本や数遊び、英語を遊びながら学べるという3~6歳の子供向けコンテンツとなっている。

 発表会に出席したディーワンダーランド代表取締役社長兼CEOの青木千栄子さんは壇上で、「『ディズニーワンダーランド』はバーチャルなディズニーランド。ブロードバンドとともに成長する子供たち“BBキッズ”に新しいエンターテイメントを贈りたい。ゲーム業界でつちかった技術・開発力を駆使して、焼き直しではない新しいコンテンツを作りたい」と新たなビジネスへの意気込みを述べた。

 なお、「DisneyBB on フレッツ」ならびに「ディズニーワンダーランド」のグランドオープンは7月を予定しており、5月から東京都・大阪府のユーザー3,000名(抽選により決定)による先行サービスが行われるとのことだ。

ディーワンダーランド社長の青木さんは、「このコンテンツサービスはブロードバンドのある時代だからこそ可能になったもの」とあいさつ。

今回、「DisneyBB on フレッツ」設立・サービス展開において提携を結んだ4社の代表。(左からNTT東日本の古賀氏、WDCJの星野氏、ディーワンダーランドの青木さん、NTT西日本の高野氏)。

「ディズニーワンダーランド」をプレイするには、専用コントローラが同梱されているスターターキットが必要。これは子供にとって宝物になるような、玩具を卓越したデザインを意識したとのこと。


■関連サイト
「DisneyBB on フレッツ」
ディーワンダーランド
ウォルト・ディズニー・ジャパン
NTT東日本
NTT西日本