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2003年3月4日(火)

世界最大のゲーム大会「WCG」、家庭用タイトルが『HALO』『SSXTRICKY』に!

 10月12日から10月18日に韓国で開催される世界最大のゲーム大会「World Cyber Games 2003(WCG2003)」の、家庭用ハードでの競技タイトルが本日発表された。「WCG」は、世界50カ国の強豪ゲーマーたちが集い、賞金総額400,000ドルをかけて戦うイベント。
 
 過去に行われた「WCG」では、『Age of EmpireII:The Conquerors』や『Unreal Tournament』などPCゲームのみが競技タイトルとなっていた。しかし、第3回となる「WCG2003」では、PCゲーム6タイトルに加え、2タイトルの家庭用ゲームでも競技が行われる運びとなった。

 1タイトル目は、Xbox初のミリオンセラーを達成したSF主観視点STG(FPS)『HALO』。LANでXboxを接続することで最大16人でのプレイが可能で、「スレイヤー(デスマッチ)」、「エリミネーション(ライフ1つでの対戦)」などさまざまな対戦モードが用意されている。対戦モードは今のところ明らかにされていないが、他のFPSを見る限りでは「スレイヤー」などが競技モード候補になるだろう。

 2タイトル目は、エレクトロニックアーツの『SSX TRICKY』。このゲームはスノーボードの競技「スーパークロス」を題材にしたSPGで、PS2、Xbox、GCで発売されている。本作には「レース」と「ショーオフ(トリックの得点を競うモード)」の2種類のメインモードがあるが、「WCG2003」では「ショーオフ」でのスコアを競うスタイルを検討している。また、ハードについて公式サイトではPS2かXbox版のどちらかを使用するか、EAに決定してもらうとしている。PS2版とXbox版ではコントローラの形状の関係でトリックの出し方が異なるので、どちらが採用されるのか気になるところだ。

 今回、家庭用の2タイトルが発表されたことで、全競技タイトルが決定した「WCG2003」。どのタイトルが日本予選に採用されるかは未定だが、腕に自信があり世界レベルのプレイヤーと戦ってみたい人、または世界レベルのプレイヤー同士の戦いに興味のある人は、公式サイトをまめにチェックするといいだろう。

同ジャンルの中で見ても非常に完成度が高く、Xboxの代表タイトルとなっている『HALO』。日本大会では13歳の少年、小池 瑞保さんが優勝したが、彼のようなプレイヤーが世界で活躍する日がくるのだろうか?

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データ

■「World Cyber Games 2003」
【開催日】2003年10月12日~2003年10月18日
【場所】韓国ソウル オリンピックパーク
【競技タイトル】
PC
『Half-Life:Counter-Strike』
『Unreal Tournament 2003』
『StarCraft:Brood War』
『WarCraft III』
『Age of Mythology』
『FIFA 2003』
家庭用ハード(コンソール)
『HALO』
『SSX Tricky』

■関連サイト
「World Cyber Games」公式サイト(英語のサイトです)