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2003年4月18日(金)

公正取引委員会、コナミに対して野球ゲームの独占に対して警告を行う方針

 公正取引委員会はコナミに対し、プロ野球選手を実名で登場させるゲームの商品化許諾件を独占し、他社の参入を不当に妨害した疑いがあるとして、近く文書で警告する方針を固めた。

 コナミは、2000年4月から日本野球機構と契約し、実名選手が登場するゲームの商品化権と、他社が野球ゲームを発売する際にそれを許可するサブライセンス権を獲得。しかし、これについて他社への許諾に時間をかけたり、許諾に応じなかった疑いがあるとされた。

 なお、日本野球機構は2002年10月に、2003年4月以降コナミとの契約を更新しないことを発表しており、すでに独占契約は解除されている。この件に関してコナミでは、「現時点で警告を受けていないので、コメントはできない」としている。


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