2003年4月5日（土）
【GameJamStorm特集】優勝者が名誉や賞品を総取り！大盛況の『WCCF』決勝大会
「頭文字D ～Arcade Stage～ver.2 全国大会」に引き続き、メインステージの後半は『WORLD CLUB Champion Football SERIE A 2001-2002（WCCF）』のオフィシャル大会「WCCF CUP WINNER’S CUP」決勝大会が行われた。
『WCCF』は、実在するサッカー選手のトレーディングカードを使用し、練習や試合をこなしていくことで自分のチームを最強に育て上げるというゲーム。プレイヤーは手持ちの選手カードをプレイフィールド上に配置し、カードの配置を変えたり随所で選手たちに指示を出すなどして対戦を行っていく。この決勝大会では、全国9エリア、133店舗で行われたエリア予選を勝ち抜いてきた上位入賞者16名が出場。ちなみにエリア予選では、参加キャンセルを徹夜で待つ人が出るほどの盛況ぶりを見せた店舗もあったとか。
さて決勝大会だが、まず16名が4名ずつに分かれてリーグ戦を行い、上位2名が決勝トーナメントに進出。序盤はサテライト筐体で8人同時に対戦を行う関係で、詳細な試合は観戦不可能だが、注目カードや前評判の高いチームなどステージ上のスクリーンで実況された。
決勝戦は、優勝者予想で1番人気だった東京代表「パンチョ伊藤デス!!」チームを決勝トーナメント1回戦PK戦の末破った中国・四国エリア代表の「クィーン・レオーネSS」と、東海エリア代表の「FC・スリル」。両チームの監督（プレイヤー）は、試合前に「50％の確率」「どちらが勝つかわからない」と謙遜したコメントを残して試合に臨んだ。
試合は、「クィーン・レオーネSS」が1点を先制したが、オフェンス力に定評のある「FCスリル」がすかさず追いつき同点。試合は1対1のまま後半に突入し、こう着状態が続いた。どちらか1点を決めたチームが勝つという状況の中、勝ち越しゴールを上げたのは「クィーン・レオーネSS」のロナウド。結果この勝ち越しゴールを上げた「クィーン・レオーネSS」がそのまま優勝を決めた。
優勝した「クィーン・レオーネSS」チームの監督には、賞状、トロフィー他、世界にコレひとつしかないというサイン入りの監督カードセットが贈呈された。誰もが羨むこのレアカードを高々と掲げ、豪華賞品に満足そうな優勝者だったが、この後、優勝者への賞品が大幅に増えるちょっとした事件が起こった。
実はこの「WCCF CUP WINNER’S CUP」は、決勝大会前に優勝者予想を募り、見事当てた人の中から抽選で1名に『WCCF』のトレーディングカードをコンプリートした「カードセット」がプレゼントされることになっていた。結果的に優勝チームを当てた観戦者は15名だったのだが、自分に賭けていた大会優勝者はこの15分の1の確率に見事的中し、こちらの賞品も総取り。実力もさることながら、その強運によって名誉も賞品もすべて得た「クィーン・レオーネSS」の監督は、今日という日をいつまでも忘れないことだろう。第2回「WCCF CUP WINNER’S CUP」が開催されるようなことがあれば、次回の活躍にも期待せずにはいれらないところだ。
「WCCF CUP WINNER’S CUP」決勝大会の出場者たちは、全員「SEGA」のロゴが入ったオリジナルユニフォームを身にまとって入場。優勝者予想も行われただけに、観客からの声援も寄せられていた。
8台の『WCCF』筐体を使用して行われた決勝大会。真剣なまなざしで勝負に挑む出場者たちは、いずれも監督としての貫禄も充分。
ステージ上のモニターではゲーム画面だけでなく、出場者たちがプレイしている手元の映像も公開。カード配置が勝負の行方を大きく左右するこのゲームならではの演出だ。
優勝者予想で1番人気だった選手が初戦で敗退するといった番狂わせも起こるなど、非常に注目度が高かった決勝トーナメント。
随所でカードの配置を上手く変更していた「クィーン・レオーネSS」の監督。『WCCF』プレイヤーにとっては、見習うべきところが多い戦術を用いていた。
決勝大会会場を訪れた『WCCF』ファン全員がうらやむ豪華賞品「サイン入り監督カードセット」を手にし、喜びを全身で表す優勝者。ステージを進行していたスタッフからは、「気を付けて帰ってください（笑）」という言葉も。
授賞式のあとは、『WCCF』プロデューサーの土屋淳一氏をはじめとする解説者陣、上位入賞者たちによる記念撮影が行われた。土屋氏は総評として「全国大会決勝戦にふさわしい戦いを見せてもらった」と挨拶。
ステージイベントの最後は、セガ開発チーム・ヒットメーカーのサウンドユニット「H.」が登場！『WCCF』『電脳戦機バーチャロン』のテーマ曲などが披露され、会場は熱気に包まれた。
【開催日】2003年4月5日、4月6日
【開催時間】10：00～17：00
【開催場所】TFTホール（東京都江東区有明）
【入場料】無料
『WCCF』は、実在するサッカー選手のトレーディングカードを使用し、練習や試合をこなしていくことで自分のチームを最強に育て上げるというゲーム。プレイヤーは手持ちの選手カードをプレイフィールド上に配置し、カードの配置を変えたり随所で選手たちに指示を出すなどして対戦を行っていく。この決勝大会では、全国9エリア、133店舗で行われたエリア予選を勝ち抜いてきた上位入賞者16名が出場。ちなみにエリア予選では、参加キャンセルを徹夜で待つ人が出るほどの盛況ぶりを見せた店舗もあったとか。
さて決勝大会だが、まず16名が4名ずつに分かれてリーグ戦を行い、上位2名が決勝トーナメントに進出。序盤はサテライト筐体で8人同時に対戦を行う関係で、詳細な試合は観戦不可能だが、注目カードや前評判の高いチームなどステージ上のスクリーンで実況された。
決勝戦は、優勝者予想で1番人気だった東京代表「パンチョ伊藤デス!!」チームを決勝トーナメント1回戦PK戦の末破った中国・四国エリア代表の「クィーン・レオーネSS」と、東海エリア代表の「FC・スリル」。両チームの監督（プレイヤー）は、試合前に「50％の確率」「どちらが勝つかわからない」と謙遜したコメントを残して試合に臨んだ。
試合は、「クィーン・レオーネSS」が1点を先制したが、オフェンス力に定評のある「FCスリル」がすかさず追いつき同点。試合は1対1のまま後半に突入し、こう着状態が続いた。どちらか1点を決めたチームが勝つという状況の中、勝ち越しゴールを上げたのは「クィーン・レオーネSS」のロナウド。結果この勝ち越しゴールを上げた「クィーン・レオーネSS」がそのまま優勝を決めた。
優勝した「クィーン・レオーネSS」チームの監督には、賞状、トロフィー他、世界にコレひとつしかないというサイン入りの監督カードセットが贈呈された。誰もが羨むこのレアカードを高々と掲げ、豪華賞品に満足そうな優勝者だったが、この後、優勝者への賞品が大幅に増えるちょっとした事件が起こった。
実はこの「WCCF CUP WINNER’S CUP」は、決勝大会前に優勝者予想を募り、見事当てた人の中から抽選で1名に『WCCF』のトレーディングカードをコンプリートした「カードセット」がプレゼントされることになっていた。結果的に優勝チームを当てた観戦者は15名だったのだが、自分に賭けていた大会優勝者はこの15分の1の確率に見事的中し、こちらの賞品も総取り。実力もさることながら、その強運によって名誉も賞品もすべて得た「クィーン・レオーネSS」の監督は、今日という日をいつまでも忘れないことだろう。第2回「WCCF CUP WINNER’S CUP」が開催されるようなことがあれば、次回の活躍にも期待せずにはいれらないところだ。
「WCCF CUP WINNER’S CUP」決勝大会の出場者たちは、全員「SEGA」のロゴが入ったオリジナルユニフォームを身にまとって入場。優勝者予想も行われただけに、観客からの声援も寄せられていた。
8台の『WCCF』筐体を使用して行われた決勝大会。真剣なまなざしで勝負に挑む出場者たちは、いずれも監督としての貫禄も充分。
ステージ上のモニターではゲーム画面だけでなく、出場者たちがプレイしている手元の映像も公開。カード配置が勝負の行方を大きく左右するこのゲームならではの演出だ。
優勝者予想で1番人気だった選手が初戦で敗退するといった番狂わせも起こるなど、非常に注目度が高かった決勝トーナメント。
随所でカードの配置を上手く変更していた「クィーン・レオーネSS」の監督。『WCCF』プレイヤーにとっては、見習うべきところが多い戦術を用いていた。
決勝大会会場を訪れた『WCCF』ファン全員がうらやむ豪華賞品「サイン入り監督カードセット」を手にし、喜びを全身で表す優勝者。ステージを進行していたスタッフからは、「気を付けて帰ってください（笑）」という言葉も。
授賞式のあとは、『WCCF』プロデューサーの土屋淳一氏をはじめとする解説者陣、上位入賞者たちによる記念撮影が行われた。土屋氏は総評として「全国大会決勝戦にふさわしい戦いを見せてもらった」と挨拶。
ステージイベントの最後は、セガ開発チーム・ヒットメーカーのサウンドユニット「H.」が登場！『WCCF』『電脳戦機バーチャロン』のテーマ曲などが披露され、会場は熱気に包まれた。
データ
■「GameJam Storm」【開催日】2003年4月5日、4月6日
【開催時間】10：00～17：00
【開催場所】TFTホール（東京都江東区有明）
【入場料】無料
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