2003年4月5日（土）
【GameJamStorm特集】いよいよ本日スタート！AC主力タイトルが大好評！
本日より東京有明のTFTホールにて、セガのゲームイベント「GameJam Storm」がスタートした。このイベントは、目玉要素として『頭文字D ～Arcade Stage～Ver.2』『WORLD CLUB Champion Football SERIE A 2001-2002』『バーチャファイター4エボリューション』の大会が行われる他、多くのセガ主力タイトルの試遊台が出展された。
入場料は無料、アーケード作品についてはプレイ料金も無料ということで、あいにくの雨にも関わらず多くの来場者で賑わっていた。まずは初日のレポート第1弾として、出展されたアーケード用タイトルの紹介と、試遊スペースの様子をお届けしよう。
■『頭文字D Arcade Stage Ver.2』
今回出展された全タイトル中、もっとも長い列を作っていたのが『頭文字D Arcade Stage Ver.2』。本作は、人気レースコミック「頭文字D」をゲーム化した『頭文字D Arcade Stage』に、追加要素を加えたもの。新コース「赤城山」「いろは坂」の2コースを新たに加え、筐体間での通信対戦機能も追加されている。また、前作でも好評を博したカードシステムも健在で、自分だけのチューンナップを施したマシンで対戦を楽しむことが可能となっている。
■『VIRTUA COP 3』
Xbox互換の「Chihiro」ボードを採用し、大幅にグラフィックが進化したシリーズ最新作。こちらは1プレイの時間がやや長かったせいもあるが、やはり多くの来場者が並んでいたタイトルだった。
新要素として、足元のペダルを踏むことで、画面の動きが超スローモーションになる「E・S・mode」を搭載。このモードを発動すると、飛んでくる敵弾などの動きがスローモションとなり、こちらのショットで撃ち落とすことが可能となる。大量に敵が出現したときや、ダメージを受ける直前に発動することで、安全に切り抜けることができるようになるというシステムだ。
また、すでに稼動中の『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3』も「Chihiro」を採用しているが、グラフィックのクオリティはかなりのもの。『VIRTUA COP』シリーズは、背景にある植木鉢や照明なども破壊できるのがウリのひとつになっているが、それらを破壊した際の表現や、水面をショットした際の水しぶきなどは一見の価値があるだろう。
■『甲虫王者 ムシキング』
このゲームは、主に小学生以下の男児を対象にしたタイトルと思われるのだが、なぜか大人らしきゲーマーも並んで盛り上がっていたので紹介しよう。
本作は、カブトムシやクワガタといった昆虫同士のバトルを楽しむゲーム。トレーディングカードゲーム的なシステムを備えているのが特徴で、プレイヤーは手持ちの「ムシカード」を読み込ませて昆虫をゲーム内に呼び出し、COMや2P側のプレイヤーと対戦することができるようになっている。カードは「ムシカード」18枚、「ワザカード」18枚の計36枚が存在しており、1プレイごとに1枚のカードが払い出されるようになっている。
筐体にはカード読み取りスロットと、グー、チョキ、パーの3ボタンが用意されている。ジャンケンに勝った側の昆虫が相手にダメージを与えるという単純なシステムだが、手持ちのカードから好きな昆虫を呼び出すというシステムが、昆虫好きの子どもにヒットしているようだ。
セガ広報も「今回の隠れたイチオシはコレ！」と明言したこのタイトル、会場ではもちろん小学生ゲーマーも遊んでいたが、大人がカブトムシなどの勝ち負けで一喜一憂している姿は、なんとも不思議な光景ではあった。
ちなみに対象年齢の関係で、このゲームは一般のゲームセンターにまだそれほど導入されない模様。遊んでみたい人は、セガ直営店や、デパート内のゲームコーナーなど、子ども連れの人も訪れるような施設を探してみるといいだろう。
なお、アーケード作品では、上記タイトルの他
『WORLD CLUB Champion Football SERIE A 2001-2002』
『バーチャファイター4 エボリューション』
『CRAZY TAXI High Roller』
『バーチャストライカー 2002』
『BORDER DOWN』
『パワースマッシュ2』
『くれよんキッズ（とっとこハム太郎）』
『タッチdeキッズ（サンリオキャラクター』
以上の8タイトルが（さらに歴代『バーチャファイター』シリーズも）出展されている。
ゲームセンターでも大人気の『頭文字D』。前作のカードも引き継いで使用できるのも嬉しいところだ。
新車種も多数登場し、ますます遊びがいが増えた。パーツも増えているので、チューンの楽しみもさらにアップ。
画面全体が超スローモーションになる「E・S Mode」を搭載した『VIRTUA COP 3』。飛んでくる銃弾を打ち落とせるので、危険な場面ではどんどん使いたい。
子どもはもちろん、大人にも好評だった『甲虫王者 ムシキング』。熱い昆虫同士の戦いが楽しめる。
カードを読み込ませることで、昆虫を呼び出して対戦できる。「ワザカード」を使えば、ダゲキ技などを選択することも可能。
『Gダライアス』などのスタッフが設立した会社G-rev開発の横スクロールSTG『ボーダーダウン』。ステージ開始時に、難易度を選択できるなど親切な設計になっている。
今となっては懐かしい『バーチャファイター』なども出展。久しぶりに遊ぶとおもしろいです。
【開催日】2003年4月5日、4月6日
【開催時間】10：00～17：00
【開催場所】TFTホール（東京都江東区有明）
【入場料】無料
入場料は無料、アーケード作品についてはプレイ料金も無料ということで、あいにくの雨にも関わらず多くの来場者で賑わっていた。まずは初日のレポート第1弾として、出展されたアーケード用タイトルの紹介と、試遊スペースの様子をお届けしよう。
■『頭文字D Arcade Stage Ver.2』
今回出展された全タイトル中、もっとも長い列を作っていたのが『頭文字D Arcade Stage Ver.2』。本作は、人気レースコミック「頭文字D」をゲーム化した『頭文字D Arcade Stage』に、追加要素を加えたもの。新コース「赤城山」「いろは坂」の2コースを新たに加え、筐体間での通信対戦機能も追加されている。また、前作でも好評を博したカードシステムも健在で、自分だけのチューンナップを施したマシンで対戦を楽しむことが可能となっている。
■『VIRTUA COP 3』
Xbox互換の「Chihiro」ボードを採用し、大幅にグラフィックが進化したシリーズ最新作。こちらは1プレイの時間がやや長かったせいもあるが、やはり多くの来場者が並んでいたタイトルだった。
新要素として、足元のペダルを踏むことで、画面の動きが超スローモーションになる「E・S・mode」を搭載。このモードを発動すると、飛んでくる敵弾などの動きがスローモションとなり、こちらのショットで撃ち落とすことが可能となる。大量に敵が出現したときや、ダメージを受ける直前に発動することで、安全に切り抜けることができるようになるというシステムだ。
また、すでに稼動中の『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3』も「Chihiro」を採用しているが、グラフィックのクオリティはかなりのもの。『VIRTUA COP』シリーズは、背景にある植木鉢や照明なども破壊できるのがウリのひとつになっているが、それらを破壊した際の表現や、水面をショットした際の水しぶきなどは一見の価値があるだろう。
■『甲虫王者 ムシキング』
このゲームは、主に小学生以下の男児を対象にしたタイトルと思われるのだが、なぜか大人らしきゲーマーも並んで盛り上がっていたので紹介しよう。
本作は、カブトムシやクワガタといった昆虫同士のバトルを楽しむゲーム。トレーディングカードゲーム的なシステムを備えているのが特徴で、プレイヤーは手持ちの「ムシカード」を読み込ませて昆虫をゲーム内に呼び出し、COMや2P側のプレイヤーと対戦することができるようになっている。カードは「ムシカード」18枚、「ワザカード」18枚の計36枚が存在しており、1プレイごとに1枚のカードが払い出されるようになっている。
筐体にはカード読み取りスロットと、グー、チョキ、パーの3ボタンが用意されている。ジャンケンに勝った側の昆虫が相手にダメージを与えるという単純なシステムだが、手持ちのカードから好きな昆虫を呼び出すというシステムが、昆虫好きの子どもにヒットしているようだ。
セガ広報も「今回の隠れたイチオシはコレ！」と明言したこのタイトル、会場ではもちろん小学生ゲーマーも遊んでいたが、大人がカブトムシなどの勝ち負けで一喜一憂している姿は、なんとも不思議な光景ではあった。
ちなみに対象年齢の関係で、このゲームは一般のゲームセンターにまだそれほど導入されない模様。遊んでみたい人は、セガ直営店や、デパート内のゲームコーナーなど、子ども連れの人も訪れるような施設を探してみるといいだろう。
なお、アーケード作品では、上記タイトルの他
『WORLD CLUB Champion Football SERIE A 2001-2002』
『バーチャファイター4 エボリューション』
『CRAZY TAXI High Roller』
『バーチャストライカー 2002』
『BORDER DOWN』
『パワースマッシュ2』
『くれよんキッズ（とっとこハム太郎）』
『タッチdeキッズ（サンリオキャラクター』
以上の8タイトルが（さらに歴代『バーチャファイター』シリーズも）出展されている。
ゲームセンターでも大人気の『頭文字D』。前作のカードも引き継いで使用できるのも嬉しいところだ。
新車種も多数登場し、ますます遊びがいが増えた。パーツも増えているので、チューンの楽しみもさらにアップ。
画面全体が超スローモーションになる「E・S Mode」を搭載した『VIRTUA COP 3』。飛んでくる銃弾を打ち落とせるので、危険な場面ではどんどん使いたい。
子どもはもちろん、大人にも好評だった『甲虫王者 ムシキング』。熱い昆虫同士の戦いが楽しめる。
カードを読み込ませることで、昆虫を呼び出して対戦できる。「ワザカード」を使えば、ダゲキ技などを選択することも可能。
『Gダライアス』などのスタッフが設立した会社G-rev開発の横スクロールSTG『ボーダーダウン』。ステージ開始時に、難易度を選択できるなど親切な設計になっている。
今となっては懐かしい『バーチャファイター』なども出展。久しぶりに遊ぶとおもしろいです。
データ
■「GameJam Storm」【開催日】2003年4月5日、4月6日
【開催時間】10：00～17：00
【開催場所】TFTホール（東京都江東区有明）
【入場料】無料
■関連サイト
・セガ