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2003年4月9日(水)

『UO』などのサーバーを管理するアバヴネット、ネットゲームメーカーに新サービス

 データセンターを運営するアバヴネットジャパンは、オンラインゲーム事業者向けに、さまざまな問題の解決を支援するサポートサービスを新たに行うことを明らかにした。これは、プレイヤーとサーバー間のネットワーク経路の調査と監視、通信事業者への問い合わせと経路の調整などを行うもの。

 ネットワーク事業者は、このサービスを利用することで、より総合的にネットワークの不調などに対応することが可能になり、ラグの少ない快適なゲーム環境をユーザーに提供することができるようになる。

 アバヴネットジャパンは、米メトロメディア・ファイバー・ネットワークの日本法人。公開されているものでは、2002年3月よりEA『ウルティマオンライン』のサーバーの設置スペースと接続サービスを提供しているほか、2002年8月には『ラグナロクオンライン』のサーバーへもサービスを提供している。

 ネットゲームにおいて回線の遅延は大きな問題で、ゲームによってはラグが発生したせいでキャラクターが死んでしまうこともある。アバヴネットを利用しているゲームメーカーには、ぜひこのサービスを活用してもらい、ラグの少ない快適なネットゲーム環境を提供してもらいたいところだ。


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