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2003年5月14日(水)

コナミカンファレンスレポートPS2『キャッスルヴァニアLamentofInnocence』を発表

 『MGS』シリーズ最新作が発表されたコナミのカンファレンスでは、PS2『キャッスルヴァニア Lament of Innocence』の発表も行なわれた。

 『キャッスルヴァニア』シリーズとは、もともと『悪魔城ドラキュラ』シリーズとして、ファミコンの時代からファンに愛され続けてきた人気2D・ACTシリーズ。PS2にはこの作品が初登場となる。

 システムは最近のシリーズから大きく変わって3Dを採用、おなじみの聖なるムチと聖水などのアイテムを駆使したバトルが楽しめる。  およそ百年ごとに復活するドラキュラと、退魔の力を持つヴァンパイアハンター、ベルモント一族の長きにわたる戦いを描いている本シリーズ。語られるのは、なんと『キャッスルヴァニア』シリーズの最初の物語となるべき話。時は11世紀。主人公はレオン・ベルモント。突然姿を消した恋人のサラを助けに冒険に出た彼が、いかにして退魔の力を持つベルモント一族の始祖となったかが語られる。ファンは要注目の作品だ。

 『キャッスルヴァニア』シリーズのプロデューサーのIGA氏は記者会見にて、本作品を紹介。記者に2Dのシリーズを3Dで出すことについて聞かれると、3Dを遊ぶ楽しさについては、徹底的に研究した」と自信をのぞかせ、「このシリーズが3Dでも売れてくれるととてもうれしいので、ぜひ買ってください」と会場を笑わせた。

 また、日本ではすでに発売されているGBA『キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲』も発表された。ノストラダムスの予言どおり、1999年に完全に滅びたはずのドラキュラが、2035年の世界で皆既日食とともに復活する物語が描かれている。

 PS2『Lament of Innocence』のアメリカでの発売予定は2003年秋。日本での発売は今のところ未定である。

壇上にて英語でスピーチをするプロデューサーのIGA氏。かなり緊張の面持ち。

『 Lament of Innocence』
3Dを生かしたこんな仕掛けが主人公のレオンを待ち受ける。はたしてサラの運命は!? そしてレオンはいかにしてヴァンパイアハンターの一族の始祖となったのか。

『 Lament of Innocence』
レオンは新しい武器を入手することで強くなっていく。グラフィックを見るとかなり美男子のようだ。『キャッスルヴァニア』シリーズのイラストレーター小島文美氏の描くレオンが早く見たい。

『 Lament of Innocence』3Dになっても『キャッスルヴァニア』。聖なるムチとさまざまなアイテムを駆使して魔物の住む城を探検していく。

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