News

2003年5月16日(金)

ララ・クロフトついに登場! 映画&ゲームがアイドスのキーワード!?

 アイドス・インタラクティブのブースでは、日本でも発売が待ちに待たれている『ララ・クロフト トゥームレイダー 美しき逃亡者』がついにプレイアブルで出展された。

■『ララ・クロフト トゥームレイダー 美しき逃亡者』
 今回の『トゥーム』のキーポイントは「ステルス・アクション」。シリーズ通じて定評のある完成度の高いアクションに加えて、敵に気付かれない状態で背後に回り気絶させるなど、盗賊らしいアクションが追加されている。特に足音を立てないように歩く、ララのアクションはちょっと見もので、なかなかかわいい感じです。PS2になったことで、表現力は上がったけれど、ララらしいグラフィックを守っているのも好感が持てる。
 
 今回の『トゥーム』にはRPG風の特別な成長要素もあるのですが、これは制作を担当しているコア・デザイン社のジェレミー・スミス氏のアイデアによるものだそうだ(ブースにいた広報さん談)。氏は日本のゲームに強く影響を受けて、日本市場を意識したうえで、この成長要素を入れるのを決めたとのこと。日本のゲームファンにはうれしいエピソードだ。

■『THE ITALIAN JOB』
 日本でも6月20日に公開が決まった『THE ITALIAN JOB(邦題『ミニミニ大作戦』)』が早くもゲーム化。内容はミニ・クーパーを使っていろいろな障害物があるところを激走するアクション・レーシング。とにかくミニならではの動きがとても楽しい。映画がけっこうシリアスな内容なのに、こんな楽しいゲームでいいの? といった感じ。ただし、日本での発売は今のところ未定。

■『Backyard Wrestling: Don’t Try This At Home』
 バックヤードプロレスとは、今全米で大流行という、人が集まる商店の軒先などで行われるストリートファイト・スタイルのレスリングのことです。イメージとしては大学の学園祭でのプロレス同好会の興行みたいなもの(?)。ストリートスタイルというだけあって、イスなどの凶器はもちろん、牛小屋の上からのダイブなど奇想天外の展開がウリになっています。
 
 そんな世界を完全に再現したのが本作。会場には特設リングが設置され、このバックヤードプロレスの選手がアイドス・ブースの美女軍団と華麗なパフォーマンスを繰り広げていました。とくに美女たちがリングの上からグッズをばらまくパフォーマンスでは、プロレス好きの男たちが一斉にリングに群がり……、むさ苦しくも男らしい雰囲気が会場を支配しておりました。
 
 ちなみに豆知識ですが、アイドスの広報さんによると、このスタイルのプロレスをアメリカのファンたちは「オオニタ」と言うそうです。実際に英語として通じるらしいです。さすが炎のカリスマ、インディの帝王。アメリカでもその魂は息づいてます(知らない人はどうでもいいですが)。

ついにララ・クロフト参上。前作までの味を生かしたグラフィックと、豊富なアクション要素が光ります。新作映画の公開時には発売されるとのこと。

ブースの試遊台でも『トゥーム』は大人気。近くには今回の「ステルス・アクション」というテーマにあわせてこんなポップも展示されていました。広報さんに「ください」といっておいたので、近くプレゼントできるかも!?

ムービーが大幅に増えているのも本作の特徴。ここには載せられないけど、すごーーーくエロいララの映像も見られました。キュン。

ハデに敵をぶっ飛ばすだけじゃなく、忍んで潜入する要素が増えた本作。盗賊らしいアクションです。ララも少しオトナになったということですか?

これが新アクションの忍び歩き。この体勢で歩くと足音がしません。猫背で歩くララがかわいらしいです。
(C) Core Design Limited, 2002-2003. Lara Croft, Tomb Raider and Core are resistered trademarks of Core Design, Ltd.

ブースには映画のポスターも。『トゥーム』といい、ここでは書けないタイトルといい、アイドスは映画に関係したタイトルが多いですね。

ミニだからこその軽快なレース。狭い場所をガンガン敵車や壁にぶつかりながら先に進むなど、とにかく小気味いい。このほかにも、屋内に作られた特別コース(東京ドームなどで行われるモトクロスバイク・コースのように立体的なもの)なども遊べました。
R) & (C) 2002 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Published by Eidos Interactive, Inc. under license.

会場にあった映画のポスター。ちなみにこの作品は昔公開された映画のリメイクで、当時日本でも公開されました。邦題は「ミニミニ大作戦」。なので、このタイトルも『ミニミニ大作戦』として発売されるかもしれないそうです。「イタリアン・ジョブ」のほうがかっこいいのに。

演出も技もハデな本作。ゲーム性のほうは……。すんません。美女軍団からグッズをもらうのに忙しくて、あまりプレイできませんでした。日本発売も残念ながら今のところ未定。
(C)"The Best Of Backyard Wrestling," "Backyard Wrestling," and "BYW" are trademarks of Backyard Wrestling, Inc. Published by Eidos Interactive, Inc. under license.

これが美女軍団(とレスラーのみなさん)。こういう写真を撮り出すとおじさんです。


データ

▼『ララ・クロフト トゥームレイダー 美しき逃亡者』
■メーカー:アイドス・インタラクティブ
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2003年
■価格:未定

■関連サイト
トゥームレイダー公式サイト
アイドス・インタラクティブ(英語)
E3 2003