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2003年5月17日(土)

ナムコブースレポートにスイカが2つ! リッジレーサー最新作の映像を発見

 ナムコブースの一番人気は『ソウルキャリバーII』で、ひっきりなしにゲーマーたちが対戦を繰り返している。ヨーロッパで大人気の『タイムクライシス』シリーズの最新作『タイムクライシス3』も人気が高い。しかし! 日本のゲーマーが気になるのは、なんといっても『R:Racing Evolution』。リッジレーサーの最新作だ。今回の出展は映像のみだが、ゲーム画面とムービー(オープニングムービー?)を組み合わせたこの映像は、ゲームの中味を想像させる場面がいくつか入っていた。

 まず登場する人物は3人。主人公と思われる黒髪の女性と、ライバルと思われる赤い髪の女性。そして、黒髪の女性に、意味ありげに名刺を差し出している、『鉄拳』シリーズでおなじみの三島平八だ。なぜ平八?という疑問はおいといて、ちゃんとしたキャラクターが登場するという点からは、ストーリー性もありそうな雰囲気。そしてプレイ画面の左下を見ると、なんと実際のF1のモナコグランプリで使われているのと同じレイアウトのコース図が。他の写真にはスカイラインGTRのレーシングモデルが颯爽と走っており、『R』はかなりリアル志向のレースゲームだということがわかる。こうなると、ファンとして一番気になるのは、マシンを操るときのテイスト。今でのシリーズ同様、いわゆる“リッジドリフト”でばりばりコーナーを抜けていくのか、それともシミュレーション性が高くなって『GT』のようになっていくのか、非常に気になるところ。だが、ムービーを見た印象としては、リッジらしさは失っていないように感じたので、そのあたりは安心してよさそうだ。9月の東京ゲームショウではプレイアブルで出展されることを願おう。

 その他には、先ごろ発表された『SPAWN』(参考出展)がプレイアブル出展。二丁拳銃で撃ちながら、斧でも敵を斬りつけていく、テンポのよい3DACTだ。現地のナムコが開発しているFPSも2タイトルあったが、これは日本のナムコのイメージとはかなりカラーが違うタイトルだった。

 そして最後にサービスショット(一番下の写真)! 取材班の間で話題沸騰だったナムコのコンパニオンさん。なんつーかこう、日本とはいろいろ違いますね。

主人公らしき女性。彼女とは対照的に、ライバルとなりそうな女性は気が強そうな感じでした。

実際のモナコグランプリのコースを駆け抜ける。リアルな世界観をどう「リッジ」らしく料理していくのか、楽しみなところだ。

車体の横にCALSONICの文字が入ったスカイラインレーシングエディション。

ああ、アメリカはいい国です。スイカが食べたくなってきましたよ。


■関連サイト
ナムコ
E3 2003