News

2003年5月19日(月)

『ミュー~奇跡の大地~』を開発した韓国・Webzen社がコスダック市場へ上場

 Windows用MMORPG『ミュー ~奇跡の大地~』を開発した韓国のゲームメーカー・Webzen社が、コスダック市場(韓国証券市場のひとつ)へ上場し、5月23日より取引を開始することが明らかとなった。

 2000年4月に設立された同社は、オンラインゲーム『ミュー』が韓国国内で大ヒットしたことにより高収益を維持。2003年第1四半期実績の暫定集計では、売上高130億ウォン(約13億円、前年比188.6%増)、営業利益89億ウォン(約8.9億円、前年比141.9%増)を記録した。売上構成は韓国内81.8%、海外18.2%を占めており、日本国内でもゲームオンが4月28日よりαテストサービスを開始している。

 また、Webzen社は、米・ロサンゼルスで開催されたE3会場において、シンガポールのNewEra社と契約し、2003年末にはタイで『ミュー』βテストを予定していると発表。さらに、今回のコスダック上場を踏まえ、欧州・北米地域への進出も計画し、世界に通用するオンラインゲームの創造と育成を目指す。

韓国だけでなく、中国、台湾でも人気を博しているという『ミュー』。同ゲームのヒットにより、Webzen社は『リネージュ』の開発で知られるNCソフトに続く、次期オンラインゲーム主力株として期待されているとのことだ。

(C)2001-2003 Webzen All Rights Reserved. Licensed to
(C)2003 GameOn Co.,Ltd.

■関連サイト
『ミュー ~奇跡の大地~』公式サイト
Webzen(韓国語のサイトです)
ゲームオン