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2003年5月2日(金)

GBA・GCの周辺機器「カードeリーダー+」「SDカードアダプタ」が順次発売決定!

 任天堂は、GBA(GBASP)および、GCの新たな周辺機器として、「カードeリーダー+」「SDカードアダプタ」を発売する。「カードeリーダー+」の発売日は6月27日で価格が4,800円(税別)、「GC SDカードアダプタ」の発売日は7月18日で価格は未定となっている。

 「カードeリーダー+」は2001年12月に発売された従来機と同様に、GBA本体に接続し、専用カードに記録されたコードを読み取ってミニゲームをプレイしたり、特別な映像を楽しんだりすることができるというもの。この製品には外部拡張コネクタが追加されており、「GBA専用通信ケーブル」「GC GBAケーブル」(ともに別売)を使用し、GBAおよびGCとのゲームデータ通信が可能となっている。その他、データ保存機能も搭載されており、この機能に対応したeカードを読み取った場合、1ゲームに限り、本体の電源を切っても再度カードを読み取ることなく保存したゲームを楽しむことができる。

 なお、これまでに発売された各専用カードをこの新型モデルでプレイすることも可能だが、今後発売される専用カードは従来機に対応していない場合があるとのことだ。
 
 任天堂では、「カードeリーダー+」と同時にGC用ソフト『どうぶつの森e+』同梱セット、専用カード『どうぶつの森e+』『ポケモンバトルカードe+』の発売を予定。また、従来機のユーザーを対象に、1,500円で新型モデル「カードeリーダー+」と交換するキャンペーンも実施する(『どうぶつの森e+』同梱セットとの交換は3,500円)。このキャンペーンの詳細は、5月末頃に公式サイトで発表されるとのことなので、従来機を使用している人はぜひともチェックしておこう。

 そして、「GC SDカードアダプタ」は、GC本体と市販の記録メディア・SDメモリーカードを接続する周辺機器。このアダプタとSDメモリーカードを使用することで、GC本体とPC間でのデータのやり取りが可能。対応GC用ソフトのプレイデータをEメールで送信したり、インターネット上で配信される専用イベントをソフト内に取り込むといったことができるようになっている。
 
 対応ソフト第1弾は、6月28日発売予定のGC用ソフト『どうぶつの森e+』で、このソフトではプレイデータやプレイ中に撮影した画面写真をPC内に取り込み、Eメールに添付できるとのことだ。

従来機にさまざまな機能を加えた新型モデル「カードeリーダー+」。専用カードを使用することで、新キャラクターや新アイテムを登場させることができるなど、ソフトの楽しみ方をより広げる周辺機器となっている。

GBA本体に「カードeリーダー+」を装着した図。電源はGBAから供給される。

GC本体とPC間でのデータ交換を可能にする「SDカードアダプタ」。今のところ対応ソフトは『どうぶつの森e+』のみだが、今後発売される新作ソフトでの展開にも期待できそうだ。

(C)2003 Nintendo

データ

▼「カードeリーダー+」(専用カード数枚同梱)
■メーカー:任天堂
■対応機種:GBA(GBASP)、GC
■発売日:2003年6月27日
■価格:4,800円(税別)

▼「GC SDカードアダプタ」
■メーカー:任天堂
■対応機種:GC
■発売日:2003年7月18日
■価格:未定

▼「カードeリーダー+」『どうぶつの森e+』セット(仮称)
■メーカー:任天堂
■対応機種:GC
■ジャンル:ETC
■発売日:2003年6月27日
■価格:6,800円(税別)
※専用カード数枚同梱

▼『どうぶつの森カードe+』(5枚1パック)
■メーカー:任天堂
■対応機種:カードeリーダー+
■発売日:2003年6月27日
■価格:191円(税別)

▼『ポケモンバトルカードe+』(枚数未定)
■メーカー:任天堂
■対応機種:カードeリーダー+
■発売日:2003年6月27日
■価格:未定

■関連サイト
任天堂 「カードeリーダー+」ニュースリリース
任天堂 「GC SDカードアダプタ」ニュースリリース
任天堂