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2003年5月2日(金)

任天堂、9月をめどに東京にソフト開発拠点を設置、首都圏の開発者を確保

 任天堂は東京支店内に、新たにゲームソフト開発拠点を置くことを明らかにした。これまで任天堂は、本社が置かれている京都にのみソフト開発拠点を置いており、開発拠点の新設は今回が初のこととなる。

 新開発拠点は台東区の東京支店内に置かれ、本社からの異動者と、現在募集を行っている中途採用のゲーム制作経験者で構成される。任天堂ではこの新設について「京都での勤務が難しい首都圏の開発者を迎えることで、開発力の強化につなげる」と、狙いを説明している。

 任天堂の公式サイトで行われている中途採用の案内では、プランナーやプログラマーなど、ほぼすべての職種で「豊富な実務経験」が必須となっており、体制が整い次第ゲーム制作が可能な開発拠点になることは間違いないだろう。関東の人材を中心とした新たな開発チームから、どのようなタイトルが誕生するのか期待したい。


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