ミドルウェアのライセンス事業を行うシリコンスタジオ社、VicariousVisionsと提携
デジタルコンテンツの制作環境の提供、ライセンス事業などを手がけるシリコンスタジオ社は、『Tony Hawk's Pro Skater』シリーズなどを手がけるゲームメーカー米Vicarious Visions Inc社と、Intrinsic Alchemy技術について、開発及びビジネスに関する包括的な提携を行うと発表した。
Intrinsic Alchemy技術とは、Intrinsic Graphics社が開発したゲーム用のミドルウェアプラットフォーム。多機種にまたがったゲームの迅速な開発を行う基盤や設計を構築でき、2003年秋に北米で発売予定の『Crash Nitro Kart』や、ビベンディユニバーサルゲームズの『クラッシュバンディクー』をベースにしたレースゲームなどに使用されている。
シリコンスタジオは、以前よりIntrinsic Graphics社と提携していたが、今回Vicarious VisionsがIntrinsic Graphicsを買収したため、新たに提携契約を行う運びとなった。
なお、シリコンスタジオでは買収前からVicarious Visionsとともに、Intrinsic Alchemy技術の展開を行っており、今後も引き続いてサポート、ライセンスの販売を行っていくとしている。
■関連サイト
・シリコンスタジオ プレスリリース
・シリコンスタジオ
・Vicarious Visions Inc(英語のサイトです)