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2003年5月26日(月)

ミドルウェアのライセンス事業を行うシリコンスタジオ社、VicariousVisionsと提携

 デジタルコンテンツの制作環境の提供、ライセンス事業などを手がけるシリコンスタジオ社は、『Tony Hawk's Pro Skater』シリーズなどを手がけるゲームメーカー米Vicarious Visions Inc社と、Intrinsic Alchemy技術について、開発及びビジネスに関する包括的な提携を行うと発表した。

 Intrinsic Alchemy技術とは、Intrinsic Graphics社が開発したゲーム用のミドルウェアプラットフォーム。多機種にまたがったゲームの迅速な開発を行う基盤や設計を構築でき、2003年秋に北米で発売予定の『Crash Nitro Kart』や、ビベンディユニバーサルゲームズの『クラッシュバンディクー』をベースにしたレースゲームなどに使用されている。

 シリコンスタジオは、以前よりIntrinsic Graphics社と提携していたが、今回Vicarious VisionsがIntrinsic Graphicsを買収したため、新たに提携契約を行う運びとなった。

 なお、シリコンスタジオでは買収前からVicarious Visionsとともに、Intrinsic Alchemy技術の展開を行っており、今後も引き続いてサポート、ライセンスの販売を行っていくとしている。


■関連サイト
シリコンスタジオ プレスリリース
シリコンスタジオ
Vicarious Visions Inc(英語のサイトです)