ソニー、DVD/HDDレコーダー機能を搭載した新ハード「PSX」を公開

　先ほどインターネット中継が行われることをお伝えした、ソニーの2003年度経営方針説明会だが、この中で久夛良木健副社長が、新ハード「PSX」の発表を行った。
　
　PSXは、PS2のチップやOSを使用したDVD/HDDレコーダー。PSブランドではあるがソニーから発売される製品で、ゲームとエレクトロニクス分野(家電)の融合による新市場の開拓という、ソニーの戦略の一環から生まれたもの。発売時期については、年末商戦に合わせるとしている。
　
　機能としては、PS2フォーマットに対応したゲーム機として使用できる他、TV/BSチューナーを内蔵しており120GBのHDD、DVDへのTV映像の保存と録画が可能。その他、イーサネット接続端子、USB2.0端子、メモリースティックスロットが搭載されている。
　
　価格や、DVDの対応形式など詳細なスペックについては明らかにされなかったが、発表がありしだい電撃オンラインニュースにてお伝えしよう。

DVD/HDDレコーダーとPS2を組み合わせた「PSX」。ソニーの掲げる戦略「ゲームとエレクトロニクスの融合」を実現した製品となる。

「PSX」背面端子はAV機器と同様のデザイン。イーサネット端子などを搭載している。

前面にはPlayStation 2ロゴ、DVD-ROMロゴ、DTSロゴなどが確認できる。ドライブはスロットイン方式を採用している。

(C)2003 Sony Computer Entertainment Inc.
Design and specifications are subject to change without notice.

データ

▼「PSX」
■メーカー：ソニー
■発売日：2003年末

■関連サイト
・ソニーグループ2003年度経営方針
・ソニー