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2003年5月8日(木)

バンダイが平成15年3月期連結決算発表。トイ・アミューズメント好調で大幅増益

 バンダイは、平成15年3月期の連結決算において、国内外を合わせたグループ全体の売上高が約2,450億円(前期比7.5%増)、経常利益が約264億円(前期比20.2%)、純利益が約127億円(前期比19.0%増)となり、経常利益については過去最高益を記録したと発表した。

 今回バンダイでは大幅増益となった要因として、日本国内で「忍風戦隊ハリケンジャー」「仮面ライダー龍騎」をはじめとする男児向けキャラクター玩具、『機動戦士ガンダム』『.hack』シリーズ、『ドラゴンボールZ』といったゲームソフトの売上が大きく貢献したことを挙げている。その他、バンダイネットワークスを中心とするモバイルコンテンツサービスなどのネットワーク事業も順調に推移しているとのことだ。  また、海外における主力キャラクター「POWER RANGERS」シリーズのフィギュアなども欧米地域で人気となっており、売上高・利益ともに好調な結果となっている。

 バンダイでは来期となる平成16年3月期の連結業績を、売上高2,550億円(前期比4.1%増)、経常利益280億円(前期比5.9%増)、純利益142億円(12.1%)と予想。キャラクターコンテンツの増強、新商品の投入などでさらなる事業拡大をはかる。


■関連サイト
バンダイ
バンダイ 平成15年3月期 決算短信(連結)ニュースリリース
バンダイ 平成15年3月期 決算短信(単体)ニュースリリース