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2003年6月13日(金)

業界初マラソンランナー育成SLG『高橋尚子のマラソンしようよ!』が11月デビュー

 タイトーは本日6月13日、都内にてPS2用最新作『高橋尚子のマラソンしようよ!(仮)』の制作発表会を開催した。

 このゲームは、シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストである高橋尚子選手と小出義雄監督の全面協力によって制作された女子マラソンランナー育成シミュレーションゲーム。プレイヤーは、プロスポーツクラブ兼陸上監督となってクラブを運営しながら世界記録を打ち立てる選手を育て、自分のクラブチームを拡大していく。ゲーム中には、高橋選手と小出監督も登場し、プレイヤーにアドバイスを行ったり、ライバルとして立ちはだかるなどの演出で、ゲームを盛り上げるとのことだ。

 本日の発表会では、高橋選手と小出監督の2人がゲストに招かれ、ゲーム内容の紹介や、高橋選手&小出監督のモーションキャプチャーおよびアフレコ時の秘蔵VTRの放映などが行われた。アフレコ時の映像を振り返り見た小出監督は、「ふだん怒ったことがないから、怒鳴るセリフとか難しかった」と話していた。また、初めてモーションキャプチャーを体験したという高橋選手は、「ゲームの映像を見るまでは何をやっているかわからなかった。こんな形で映像ができ上がると思わなかったので、ゲーム画面を見て感動しました。このゲームをプレイした人がマラソンを好きになってくれたり、陸上選手がこのゲームから練習メニューを学びとってくれたりすると非常にうれしいです」とコメント。このゲームでは、高橋選手のコメントにもあったように、小出監督の練習メニューも反映されているとのことだ。

 『高橋尚子のマラソンしようよ!(仮)』は、今年11月16日に開催予定の東京国際女子マラソンの開催にあわせて発売される予定。陸上競技会で注目を集める高橋選手と小出監督を起用した、業界初のマラソンランナー育成ゲームなだけに、その発売が非常に楽しみなところだ。

マラソンのゲームが想像できなかったと話していた高橋選手。自身がモーションキャプチャーを担当したゲーム画面を見て感動していた。

「ふだんトレーニングしている時と、まったく同じ走りがゲーム中で再現されていて驚いています」と興奮気味に語る小出監督。マラソンゲームの登場を非常に喜んでいた。

このゲームによるマラソン界の発展を期待する高橋選手&小出監督。マラソンは苦しいのではなく、楽しいものだと感じてくれればうれしいとのコメントも。



「大会制覇」と「クラブ拡大」の2つの目標の達成を目指す『高橋尚子のマラソンしようよ!(仮)』。レース画面ではテレビ中継を巧みに再現し、視聴者として観戦する楽しさも十二分に味わえるようになっている。
※画像は開発中のため、今後予告なく変更する場合があります。

(C)TAITO CORP.2003

データ

▼『高橋尚子のマラソンしようよ!(仮)』
■メーカー:タイトー
■対応機種:PS2
■ジャンル:SLG
■発売日:2003年11月16日
■価格:6,800円(税別)

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