2003年6月15日（日）
ファンイベント「RAG-FES3」で、Amatsuパッチなどの新情報を一挙公開！
6月15日、池袋にてRPG『ラグナロクオンライン』(以下、『RO』)のファンイベント「RAG-FES3」が開催された。
「RAG-FES3」は、『RO』のユーザーによるRAG－FES事務局主催の同人誌即売会メインのイベント。また『RO』の運営を行うガンホー・オンライン・エンターテイメントがステージを主催しており、最新情報や今後の運営方針を発表する場としても知られている。そのため、今回の「RAG-FES」でも、同人誌やオフィシャルグッズを目当てに集まったファンやコスプレイヤーのほか、いち早くバージョンアップ情報を知りたいユーザーが多数来場し、大変な盛り上がりとなった。
この日ガンホーは、、会場の一角に大きなステージを設置して、トークショーやクイズ大会など、さまざまなイベントを主催。さらに、『RO』の最新情報のほか、現状についての説明などが、テクニカルディレクターの堀誠一氏より行われた。
まず、ゲーム中の新要素については、現在進行中のEpisode 2.0 Under the Illusionにて未だ導入されていない要素「神秘の島 タートルアイランド」という新エリアが紹介された。これは、7月末導入予定のタートルアイランドパッチというバージョンアップの目玉要素で、この新エリアのほかに「ギルドアジト・攻城戦追加」「モンスタースキルの追加」「新アイテム、作成イベントNPCの追加」「新ペット、ボンゴンの追加」が行われる予定となっている。先日導入されたコモドパッチとこのタートルアイランドパッチによって、Episode2.0は完成を迎えるというわけだ。
また、今月末に新サーバー「Freya(フレイア)」「Bijou(ビジョウ)」が追加されることが明らかにされた。ガンホーではこれにともない、サーバー移住できる「マイグレーションプラン」というものを用意して、プレイヤーの新サーバーへの移住を促していく。詳細については、近く公式サイトで発表するとのことなので、混雑した現行サーバーを離れて新サーバーへ行きたい人は注目だろう。
あわせて、この移住にともない5日間の巻き戻りが避けられないことが発表されると、会場のユーザーは落胆の表情を見せたが、続いての発表でそれは大歓声に変わった。ガンホーでは、この巻き戻り期間中に、モンスター襲撃やPvPエリアでのGM連合との対戦などのイベントを実施することを決定したのだ。プレイ記録が残らないからこそ可能なイベントの実施は、巻き戻りのデメリットを充分に補うものといえるだろう。ちなみに、βテストの際に行われたモンスター襲撃イベントは、町が滅びるほど熾烈なものだったが、今回も同レベルかそれ以上の規模の激しい攻撃を期待したい。
さらに、「タートルアイランド」以降の新要素として、天空都市ジュノー、クルセイダーやモンクといった新ニ次職の紹介、日本を意識した新マップ「Amatsu」の発表が行われた。この中でも「Amatsu」については、大量の画像が公開され会場を賑わせた。残念ながら、画像は「RAG-FES3」限定だったのだが、いずれ公式サイトなどで発表が行われる予定となっている。
続いて、サービス面についても今後の展開の説明が行われた。まず、現在『RO』では自動操作ツール、いわゆる「BOT」の蔓延が深刻化しており、その対策がGM業務の多くを占めているとのこと。1カ月に約700アカウントの削除を実施してるが、抜本的な対策はサーバープログラムの変更をせざるを得ない状況になっている。そして、この問題は日本だけでなく、韓国や台湾などでも深刻化しており、開発元のグラビティでは、夏までの新機能追加が一段落した段階で、秋から冬にかけて大掛かりなデバッグ作業を実施することが明らかにされた。このデバッグによって、サーバープログラムの軽量化と、「BOT」を初めとしたチートツール対策、各国運営元より届いているバグレポートへの対応が行われる。
韓国グラビティもサーバープログラム改良のためにスタッフ増員をし、専門チームを組んで対応していくとのこと。現在、ユーザー数の増加に環境の整備が追いついていない部分があるだけに、夏以降の重点的な修整で、快適な環境でのプレイが楽しめる日が今から楽しみだ。
池袋文化会館は『RO』ファンでぎっしり。メインとなる15時までの同人誌即売会は大盛況だった。
会場には『RO』原作者のリー氏をはじめ、グラビティのキム会長、人気GMだったヒャック氏など、韓国からも多くの関係者が訪れた。
今後導入予定の新要素を紹介する、テクニカルディレクターの堀氏。新ニ次職と「Amatsu」は以前より期待されており、画面が切り替わるたびに歓声が上がった。
最後は、さまざまなグッズが当たるじゃんけん大会も行われた。中でも目玉賞品は、リー氏のサイン入りリトグラフ。3名しかもらえなかったレアグッズだ。
新マップ「タートルアイランド」は、名前の通り亀がモチーフ。
もうひとつの新マップ「ジュノー」は、天空の都市。足元には雲が流れる美しい街だ。
(C)2003 GRAVITY Corp & Lee Myoung-jin(DTDS studio), All rights Reserved.
(C)2003 GungHo Online Entertainment., Inc All Rights Reserved.
■メーカー：ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種：PC(対応OS：Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル：RPG
■価格：1,500円(税別)/30日
「RAG-FES3」は、『RO』のユーザーによるRAG－FES事務局主催の同人誌即売会メインのイベント。また『RO』の運営を行うガンホー・オンライン・エンターテイメントがステージを主催しており、最新情報や今後の運営方針を発表する場としても知られている。そのため、今回の「RAG-FES」でも、同人誌やオフィシャルグッズを目当てに集まったファンやコスプレイヤーのほか、いち早くバージョンアップ情報を知りたいユーザーが多数来場し、大変な盛り上がりとなった。
この日ガンホーは、、会場の一角に大きなステージを設置して、トークショーやクイズ大会など、さまざまなイベントを主催。さらに、『RO』の最新情報のほか、現状についての説明などが、テクニカルディレクターの堀誠一氏より行われた。
まず、ゲーム中の新要素については、現在進行中のEpisode 2.0 Under the Illusionにて未だ導入されていない要素「神秘の島 タートルアイランド」という新エリアが紹介された。これは、7月末導入予定のタートルアイランドパッチというバージョンアップの目玉要素で、この新エリアのほかに「ギルドアジト・攻城戦追加」「モンスタースキルの追加」「新アイテム、作成イベントNPCの追加」「新ペット、ボンゴンの追加」が行われる予定となっている。先日導入されたコモドパッチとこのタートルアイランドパッチによって、Episode2.0は完成を迎えるというわけだ。
また、今月末に新サーバー「Freya(フレイア)」「Bijou(ビジョウ)」が追加されることが明らかにされた。ガンホーではこれにともない、サーバー移住できる「マイグレーションプラン」というものを用意して、プレイヤーの新サーバーへの移住を促していく。詳細については、近く公式サイトで発表するとのことなので、混雑した現行サーバーを離れて新サーバーへ行きたい人は注目だろう。
あわせて、この移住にともない5日間の巻き戻りが避けられないことが発表されると、会場のユーザーは落胆の表情を見せたが、続いての発表でそれは大歓声に変わった。ガンホーでは、この巻き戻り期間中に、モンスター襲撃やPvPエリアでのGM連合との対戦などのイベントを実施することを決定したのだ。プレイ記録が残らないからこそ可能なイベントの実施は、巻き戻りのデメリットを充分に補うものといえるだろう。ちなみに、βテストの際に行われたモンスター襲撃イベントは、町が滅びるほど熾烈なものだったが、今回も同レベルかそれ以上の規模の激しい攻撃を期待したい。
さらに、「タートルアイランド」以降の新要素として、天空都市ジュノー、クルセイダーやモンクといった新ニ次職の紹介、日本を意識した新マップ「Amatsu」の発表が行われた。この中でも「Amatsu」については、大量の画像が公開され会場を賑わせた。残念ながら、画像は「RAG-FES3」限定だったのだが、いずれ公式サイトなどで発表が行われる予定となっている。
続いて、サービス面についても今後の展開の説明が行われた。まず、現在『RO』では自動操作ツール、いわゆる「BOT」の蔓延が深刻化しており、その対策がGM業務の多くを占めているとのこと。1カ月に約700アカウントの削除を実施してるが、抜本的な対策はサーバープログラムの変更をせざるを得ない状況になっている。そして、この問題は日本だけでなく、韓国や台湾などでも深刻化しており、開発元のグラビティでは、夏までの新機能追加が一段落した段階で、秋から冬にかけて大掛かりなデバッグ作業を実施することが明らかにされた。このデバッグによって、サーバープログラムの軽量化と、「BOT」を初めとしたチートツール対策、各国運営元より届いているバグレポートへの対応が行われる。
韓国グラビティもサーバープログラム改良のためにスタッフ増員をし、専門チームを組んで対応していくとのこと。現在、ユーザー数の増加に環境の整備が追いついていない部分があるだけに、夏以降の重点的な修整で、快適な環境でのプレイが楽しめる日が今から楽しみだ。
池袋文化会館は『RO』ファンでぎっしり。メインとなる15時までの同人誌即売会は大盛況だった。
会場には『RO』原作者のリー氏をはじめ、グラビティのキム会長、人気GMだったヒャック氏など、韓国からも多くの関係者が訪れた。
今後導入予定の新要素を紹介する、テクニカルディレクターの堀氏。新ニ次職と「Amatsu」は以前より期待されており、画面が切り替わるたびに歓声が上がった。
最後は、さまざまなグッズが当たるじゃんけん大会も行われた。中でも目玉賞品は、リー氏のサイン入りリトグラフ。3名しかもらえなかったレアグッズだ。
新マップ「タートルアイランド」は、名前の通り亀がモチーフ。
もうひとつの新マップ「ジュノー」は、天空の都市。足元には雲が流れる美しい街だ。
(C)2003 GRAVITY Corp & Lee Myoung-jin(DTDS studio), All rights Reserved.
(C)2003 GungHo Online Entertainment., Inc All Rights Reserved.
データ
▼『ラグナロクオンライン』■メーカー：ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種：PC(対応OS：Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル：RPG
■価格：1,500円(税別)/30日
■関連サイト
・『ラグナロクオンライン』公式サイト