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2003年6月2日(月)

第二次世界大戦を舞台にしたアクションSTGが、フリーソフトになって配布開始

 アクティビジョンは、第二次世界大戦のヨーロッパなどを舞台に、連合軍と枢軸軍に分かれて戦うPC用主観視点STG(FPS)『Wolfenstein: Enemy Territory』の無料配布を開始した。

 本作は当初『Return to Castle Wolfenstein』(以下、『RtCW』)の拡張セットとして開発されていたが、一人用プレイモードを削除し、オンライン対戦部分のみを無料で配布することになったタイトル。『RtCW』がなくても、単独でオンラインプレイが可能となっている。

 ゲームの基本的なルールは、Allies(連合軍)とAxis(枢軸軍)に分かれて、各マップごとに決められた目的の達成を目指すというもの。さまざまな武器を扱う歩兵のSoldier、仲間の回復ができるMedic、戦車の修理やダイナマイトを扱えるEngineer、弾薬補給や爆撃指示が可能なField Ops、敵軍の服を着て変装したり、スナイピングができるCovert Opsという5つのクラスが用意されており、それぞれの役割をこなしつつ協力して作戦を遂行していく。

 クライアントのファイルサイズは257MBと大きめだが、ゲームとしての完成度が高くFPSファンはもちろん、初心者や未経験者にもおすすめしたい本作。現在、米国の大手ゲームダウンロードサイト「3D Gamers」や「File Planet」などで配布が行われているので、ダウンロードして遊んでみよう。

最大参加人数64人のマルチプレイが無料で体験できる。「HOST GAME」を選んでパスワードをかければ、1人で操作練習することも可能だ。

(C)2003 Id Software, Inc.
(C)2003 Activision, Inc. All rights reserved.

データ

▼『Wolfenstein:Enemy Territory』
■メーカー:アクティビジョン
■対応機種:PC(対応OS:Windows98/Me/2000/XP,Linux)
■ジャンル:STG
■発売日:2003年5月30日
■価格:無料

■代表的なクライアント配布サイト
3D Gamers(英語のページです)

■関連サイト
『Return to Castle Wolfenstein』公式サイト(英語のページです)