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2003年6月2日(月)

Xbox版『ソウルキャリバーII』の関東地区決勝大会、決勝戦はシャレード対決に!

 マイクロソフトは6月1日、Xbox版『ソウルキャリバーII』の大会「Xbox Championship Vol.1~ソウルキャリバーII~」関東地区決勝大会を、秋葉原アソビットシティで開催した。

 この大会の勝者13名は、6月28日に予定されている全国大会に出場できるということで、当日飛び入り参加も含めて多くのプレイヤーが参戦、『ソウルキャリバーII』の腕前を競い合った。

 今回の大会は「1回戦のキャラクターはスポーン限定」「コントローラはXbox標準コントローラ」というルールが採用されたため、いかに1回戦を切り抜けるかが勝負のポイントとなったようだ。スポーンはXbox版のみに登場するキャラクターのため、他のハードやアーケードでの練習ができず、アーケード版の有名プレイヤーが初戦敗退となる展開も見られた。

 試合はブロックにわけてトーナメント形式で行われ、各ブロック上位4名+補欠が全国大会に出場できることになっており、対戦者全員が出場権を獲得した準々決勝以降はお遊びムードに。各ブロックの勝利者同士の対戦では、なんと4人ともラウンドごとにキャラ性能が変化する「シャレード」を選択。あらゆるキャラに精通している様子が披露された。

 最終的に決勝戦まで勝ち上がったのは、高橋良至さんと穂刈健一さんの2人。穂刈さんは相当自信があるらしく、「負ける要素はないです」と強気のコメントを残し、再び両者とも「シャレード」を選択して勝負に臨んだ。しかし、高橋さんが2ポイントを先取し2-1の後がない状態で、高橋さんのキャラが「セルバンテス」、穂刈さんが「アスタロス」という状況に。結局、ファイナルラウンドに持ち込むことはできず、優勝は高橋さんに決定した。

 強豪が集まった関東大会で、見事優勝を果たした高橋さんは、6月28日の全国決勝に向けて「優勝します」と力強く宣言。他12名の大会出場権を獲得した選手も、「地区予選のリベンジをします」と、意気込みを見せてくれた。

 6月28日の全国大会の詳細は、間もなく公式サイトなどで発表される予定となっている。電撃オンラインでは、もちろん全国大会の様子もレポートするので、『キャリバーII』ファンは楽しみにしていてほしい。

秋葉原アソビットシティで行われた大会には、多数の飛び入り参加者とギャラリーが集まった。

初戦はスポーン対スポーンの同キャラ対決に。Xbox版のみに登場するキャラのため、アーケード版の猛者も苦戦。

各ブロックの勝者同士の対戦となった準決勝。どのような対戦になるかとギャラリーの期待も最高潮に。

なんと、4人ともに「シャレード」を選択。毎ラウンドごとに変化するキャラを、難なく操作する4人の腕前に驚愕。

そして関東最強を決める決勝戦。手前の高橋さんと奥の穂刈さんは知り合いだったらしく、再び「シャレード」対「シャレード」というカードに。

自信満々だった穂刈さんは結局敗退。高橋さんが見事優勝し、賞品のヘッドフォンと関東最強の名声を獲得した。


データ

▼『ソウルキャリバーII』
■メーカー:ナムコ
■対応機種:PS2/GC/Xbox
■ジャンル:FTG
■発売日:発売中(2003年3月27日)
■価格:6,800円(税別)

■関連サイト
Xbox
ナムコ