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2003年6月4日(水)

コナミスクール、来年度より入学試験を導入。少数制で優秀な人材育成を目指す

 コナミが運営する専門学校「コナミコンピュータエンタテインメントスクール」(以下コナミスクール)は、平成16年度の募集より入学者の選抜を強化し、教育体制を少数精鋭型に変更することを明らかにした。

 コナミスクールは、制作現場と密接した指導を行うため、2003年4月30日より校舎をグループ企業が多数入居する「六本木ヒルズ(森タワー11階)」に移転。
 
 さらに、きめ細かい技術指導が可能となる少人数制を実行するために、来年度の入学定員数は、昨年度枠の1/4となるプログラム専攻40名、CG専攻55名、サウンド専攻5名の計100名に縮小する。
 
 また、来年度より導入される入学試験では、国語・数学・英語の一般教科以外に、専攻ごとの専門試験や面接試験を実施。専門試験は、希望する専攻ごとに異なる内容で行われ、プログラム専攻が基礎的なコンピュータシステムやプログラミング試験、CG専攻がデッサン実技試験、サウンド専攻が聴き取り試験および作品の提出となっている。

 本スクールではこの教育体制の変更にあたり、ゲームクリエイターとしての適正を見極めることを目的として入学試験の強化を行い、より確実にコナミグループに入社できる人材の育成を目指すとしている。


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コナミコンピュータエンタテインメントスクール
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