総勢51人が出演!子どもから大人まで幅広く楽しめる「スーパー歌謡ショウ新宝島」
本日7月12日、都内某所で『サクラ大戦』の帝国歌劇団・花組による「スーパー歌謡ショウ」の公開稽古が行われた。今回の「スーパー歌謡ショウ」の演目はスティーブンソン原作の「新宝島」で、8月15日~8月21日に東京厚生年金会館(東京・新宿)で公演される予定だ。
この時期おなじみとなった感のある公開稽古だが、稽古場にはプロデューサーの広井王子氏、横山智佐さん(真宮寺さくら役)、高乃麗さん(マリア・タチバナ役)、西原久美子さん(アイリス役)、渕崎ゆり子さん(李紅蘭役)、田中真弓さん(桐島カンナ役)、岡本麻弥さん(ソレッタ・織姫役)、伊倉一恵さん(レニ・ミルヒシュトラーセ役)、折笠愛さん(藤枝かえで役)、陶山章央氏(大神一郎役)と、もちろん花組メンバーは勢ぞろい。今回はこれに加え、園岡新太郎氏(ダンディ・団耕助役)、中嶋聡彦氏(親方役)、螢雪次朗氏(金田金四郎役)が顔を連ねた。
「歌謡ショウ」にはほぼレギュラー出演しているものの、記者会見には初登場となる園岡氏、中嶋氏、螢氏の3人。「今年はダンディ団のブロマイドも販売します。花組と勝負!」(園岡氏)、「自分の頭が第1幕で重要になります(笑)。」(中嶋氏)、「昨年は出られなかったので、“帰ってきた金田金四郎”ということでよろしくお願いします。」(螢氏)と、各々「スーパー歌謡ショウ」への意気込みを見せた。特に坊主頭がひとつの演出(?)になるらしい中嶋氏の役の立ち回りには注目しておくといいかも。
“小さな子どもでも楽しめるミュージカルを目指す”という今回の「スーパー歌謡ショウ 新宝島」は、総勢51人が出演して賑やかな舞台になるとのこと。「自分の出番じゃないところでも、稽古に見入ってしまう。」(西原さん)、「客席から見たいシーンがたくさんある。」(陶山氏)と話し、第2幕では1人2役・3役をこなしていることや、2年前(「海神別荘」)に登場した海の“あの”生物が再び登場するということなど、各シーンの見どころを教えてくれた。また、花組メンバーは口をそろえて「見ないと損をします!」と一言。いつになくテンションが高かった岡本さんは、「とにかく見に来てくださ~い!」と「新宝島」をアピールし、ちょっと興奮していた。
本日の公開稽古では、新曲と第1幕の1シーン、そしてお約束の「檄!帝」で、それぞれ熱のこもった稽古を披露してくれた。大航海時代を舞台に、夢と冒険をテーマにした今年の「スーパー歌謡ショウ 新宝島」は、子どもから大人まで幅広く楽しめるミュージカルで、感情移入がしやすい作品になっているとのこと。「スーパー歌謡ショウ」を楽しみにしている『サクラ』ファンは、期待して待っていよう。
「台本がなかなか上がらなかった。原作をどのように現代で再現するか苦労した。」と広井氏。『サクラ大戦5』のため、稽古をしばしば抜けることもあるとか。
左から横山さん、高乃さん、西原さん。「“海神別荘”“新編 八犬伝”と難しい話が続いた歌謡ショウですが、今回は小さな子どもでも楽しめます。」と横山さん。
左から渕崎さん、田中さん、岡本さん。田中さんは、この「新宝島」でお笑い担当だった“あの”海の生物を再び演じるようだ。
左から伊倉さん、折笠さん、陶山氏。「愉快な生き物がたくさん登場するので、ぜひ見に来てください」と話す陶山氏は、自分が演じる“赤ワニ2号”の“2号”というところがとても気に入っているらしい。
記者会見初登場となる3人(左から園岡氏、中嶋氏、螢氏)。金田先生こと螢氏は、この「歌謡ショウ」には2年ぶりの出演となる。
出演者が多いだけに、稽古も賑やかで見どころもたくさん。今回の「スーパー歌謡ショウ」では、帝国歌劇団・花組の演劇に限らず、さまざまな演出に目を向けて鑑賞したいところだ。
総勢51名が出演する今回の「スーパー歌謡ショウ 新宝島」。全員そろっているわけではないが、本日稽古場に来ていた出演者で記念撮影。
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