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2003年7月18日(金)

映画のような3Dグラフィックを実現!『リネージュII』βテスト、10月1日より開始!

 エヌ・シー・ジャパンは、PC用MMORPG『リネージュII』の日本国内向けクローズドβテストを、10月1日より開始すると発表した。

 『リネージュII』は、韓国NCソフトが開発した『リネージュ』の世界観を受け継ぐ作品。前作が2Dグラフィックだったのに対し、『II』では最新のUNREALエンジンを採用した3Dグラフィックになっており、映画に匹敵する臨場感を生みだしている。

 ゲームシステムも大幅に強化され、マウス中心の操作は初心者でもすぐに移動や戦闘方法を覚えることができる。また、種族と職業も大幅にボリュームアップしている。さらに、『リネージュ』の特徴である攻城戦も、3D化したことでよりリアルなものに進化した。高さの概念が導入されたことで、城壁を越えて投石機で攻撃したり、育成した飛竜に乗って城壁上の弓兵に挑むことができるなど、非常にスケールの大きい戦闘を楽しむことが可能だ。

 エヌ・シー・ジャパンでは、まず10月1日より10月10日まで、ヤフーBB会員のみを対象にクローズドβテストを開始する。また、10月11日以降は他のISPを使用している人も、クローズドβテストに参加できるようになる。

 また、本日7月18日『リネージュ』に関して、今後のアップデートスケジュールの発表も行われた。『リネージュ』では、エピソードという形で大型アップデートが行われ、ストーリーの進行と新要素の導入が行われており、4月に導入されたエピソード12「アデン」をもって、1つ目のエピソード集が終了。続く新シリーズがユーザーの間で期待されていた。今回発表されたのは、その新シリーズ「リネージュ クロスランカー」と、その1つ目のエピソード「光と影」の導入スケジュールだ。

 発表によれば、「クロスランカー」とは、「交差する憎しみ」「相対する2つの深い思念」を意味しており、1つ目のエピソード集「血盟」編に続く「征服」編という位置付けとのこと。全体のストーリーラインは、「アデン」で登場した反王ケンラウヘルが地下世界のダークエルフと手を組み地上に侵攻する一方で、それに対応して人間が地下世界に挑む、2つの勢力の動きを綴る内容となっている。

 まず、新シリーズ第1弾として用意されたエピソード「光と影」は、2003年秋導入予定で、新要素としてクラス「ダークエルフ」の追加、天空に浮かぶ島「夢幻の島」の登場、未実装システムやクエストの追加と修整が行われる予定。また、「クロスランカー」全体のスケジュールとしては、今後3年間をかけて6回の大規模アップデートが予定されている。

 次世代の3D・MMORPGとして、韓国内だけでなく日本でも注目を集めている『リネージュII』がいよいよ日本上陸。7月22日オープンする日本語公式サイトで、βテストに関する詳細が明らかにされるので、PCゲーマーは忘れずにチェックするようにしよう。

『リネージュII』では建築物を含め、すべてがリアルスケールで描かれている。

このように竜に乗って移動することも可能。関連サイトで紹介しているムービーでは、飛竜に乗るシーンも見ることができる。

地上の建築物やキャラクターが、リアルタイムに水面に反射している。非常にレベルの高いグラフィックであることがうかがえるスクリーンショットだ。

(C)NCSOFT CORPORATION

データ

▼『リネージュII』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows98/Me/2000/XP)
■ジャンル:RPG