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2003年7月29日(火)

PS・PS2のヒット作品を表彰する「PlaystationAwards2003」、計17タイトルが受賞!

 本日7月29日、都内のホテルで「PlayStation Meeting」に引き続き、「PlayStation Awards 2003」の授賞式が行われた。

 「PS Awards」は、累計出荷枚数が50万枚以上を記録したPSおよび、PS2用ソフトを表彰するというもので、今年で9回目の開催となる。今回は2003年4月までに発売された作品の中から、「ゴールドプライズ」、「プラチナプライズ」、「ダブルプラチナプライズ」各賞を計17タイトルが受賞。累計出荷枚数が100万枚以上200万枚未満のタイトルに贈られる「プラチナプライズ」は、コナミの『ワールドサッカーウイニングイレブン6』、コーエーの『真・三國無双2』『真・三國無双3』が、累計出荷枚数が200万枚以上300万枚未満のタイトルに贈られる「ダブルプラチナプライズ」には、スクウェア・エニックスの『FINAL FANTASY X-2』が輝いた。

 授賞式では、次々と受賞タイトルが発表され、ステージ上でプレゼンテーターであるSCE代表取締役社長兼CEOの久夛良木 健氏から、各タイトルのスタッフたちに盾と副賞の贈呈が行われた。
 なお、受賞したタイトルは下記のとおりだ。

■ゴールドプライズ(累計出荷枚数50万枚以上100万枚未満のタイトルに贈られる)
『SuperLite1500シリーズ The Tetris(テトリス)』(サクセス)
『真・三國無双2 猛将伝』(コーエー)
『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』(ナムコ)
『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~』(発売:スクウェア・エニックス/開発:チュンソフト)
『SDガンダム GGENERATION NEO』(バンダイ)
『テイルズ オブ デスティニー2』(ナムコ)
『Ratchet & Clank(ラチェット&クランク)』(SCE)
『ワールドサッカーウイニングイレブン6 ファイナルエボリューション』(コナミ)
『アンリミテッド:サガ』(スクウェア・エニックス)
『Devil May Cry 2』(カプコン)
『ドラゴンボールZ』(バンダイ)
『スターオーシャン Till the End of Time』(スクウェア・エニックス)
『第2次スーパーロボット大戦α』(バンプレスト)

■プラチナプライズ(累計出荷枚数100万枚以上200万枚未満のタイトルに贈られる)
『真・三國無双2』(コーエー)
『真・三國無双3』(コーエー)
『ワールドサッカーウイニングイレブン6』(コナミ)

■ダブルプラチナプライズ(累計出荷枚数200万枚以上300万枚未満のタイトルに贈られる)
『FINAL FANTASY X-2』(スクウェア・エニックス)

 「プラチナプライズ」、「ダブルプラチナプライズ」を受賞した各タイトルのスタッフは、「シリーズものは、ユーザーに飽きられないようにすることが難しいところですが、より多くの作品を発売できるよう頑張ります(『真・三國無双3』プロデューサー・友池隆純氏)」、「『ウイイレ』シリーズが発足して9年ですが、ミリオンを超えたのは今回が初めてのことなので感無量です(『ウイイレ6』プロデューサー・高塚新吾氏)」、「前作とはまったく異なるゲームシステムを採用した『FF X-2』がファンに受け入れられるかどうか心配だったのですが、最終的にこの賞を受賞することができ、ユーザーの声援に応えることができたと感じました(『FF X-2』ディレクター・鳥山求氏)」と、それぞれ受賞の喜びを語った。

 最後に、SCE副社長兼COOの佐藤 明氏が「『PS Awards』は、各メーカーのクリエイターさんの作品にかける熱意が実った結果です。日本のゲーム産業が宝庫であり続け、より盛んになるように、今後も皆さんと努力していきたい」と挨拶し、授賞式は幕を閉じた。

PS発売以来、今回で9回目の開催となる「PlayStation Award」。昨年と同じ17タイトルが各賞を受賞した。

『真・三國無双』シリーズ2タイトルが「プラチナプライズ」ダブル受賞という快挙を成し遂げ、喜びのスピーチをするコーエーの友池氏。

『ウイイレ6』のプロデューサー・高塚氏。「本作のイメージキャラクターに起用した中山選手がワールドカップの日本代表に選ばれたことが、自分のことのようにうれしかった」とコメント。

昨年の「PS Awards」で「ダブルプラチナプライズ」を受賞した『FF X』に引き続き、その続編となる『FF X-2』が連続で同賞を受賞。ディレクターの鳥山氏が盾を受け取った。


■関連サイト
SCE