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2003年7月7日(月)

Xbox公式サイトで、ピーター・ムーア氏とJ・アラード氏のインタビューを掲載

 マイクロソフトは7月5日、Xbox公式サイトにホーム&エンタテインメント部門担当副社長ピーター・ムーア氏と、Xboxプラットフォーム担当ゼネラルマネージャーJ・アラード氏のインタビューを掲載した。
 
 ピーター・ムーア氏は、今年1月にセガ・オブ・アメリカを退社し、マイクロソフトの副社長に就任した人物。現在は、日本を含むアジアのホーム&エンタテインメントの責任者として、アジアのXboxやPCゲーム市場を担当している。

 今回のインタビューによれば、同氏は、日本市場に対して流通網を持たない欧米ゲームメーカーと協力し、マイクロソフトがローカライズや販売を担当して、日本国内でも欧米のゲームを流通させたいとのこと。インタビュー中では、具体的なタイトルとしてubi softの『Tom Crancy's Ghost Recon』や『Tom Clancy's Splinter Cell』があげられているが、『Ghost Recon』については先日、この発言どおり、日本でマイクロソフトより発売されることが決定した。

 J・アラード氏は、Xbox全体を統括するゼネラルマネージャーであり、最近は特にXbox Liveに力を注いでいる。インタビューによれば、日本のXbox市場を広げるのは困難だが、多くのことを学んでおり、じょじょに日本のXboxに、よりよい環境が生まれつつあるとのこと。また、「XSN Sports」をはじめとした、Xbox Liveの新機能についても解説されている。

 両インタビューとも興味深い質問が多く、今後のXboxの展開を知りたい人は必見。特に、ピーター・ムーア氏のインタビューの中にある、日本市場への欧米作品の展開は、Xbox独自のソフトラインナップが期待できるため、今後の実現が非常に楽しみだ。

E3 2003で、XSN Sportsをはじめとした、さまざまなXbox Liveの機能を発表したJ・アラード氏。北米では秋にも「Xbox Music Mixer」が発売される。


■関連サイト
Xbox公式サイト
ピーター・ムーア氏インタビュー
J・アラード氏インタビュー