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2003年7月8日(火)

『チェルノブ』など、個性的なタイトルを多数生み出したデータイーストが破産

 ゲームメーカーのデータイーストが、6月25日に破産宣告を受けていたことが、7月7日付けの官報にて明らかにされた。
 データイーストは1976年に設立され、家庭用向けに『ヘラクレスの栄光』『神宮寺三郎』『メタルマックス』、アーケード向けに『空手道』『カルノフ』『ファイターズヒストリー』など、数々の名作や、個性的な作品を送りだしてきた中堅メーカー。最近では、DC向けに『REVIVE ~蘇生~』を発売している。

 同社は1999年に33億円の負債を抱えたため、和議申請を行い債権の75%カットなどを条件に和議認可、会社再建を目指していた。

 古くから「デコ」の呼び名で親しまれた老舗メーカーだけに、このニュースは非常に悲しいお知らせ。オールドゲームファンとしては、同社の名作がなんらかの形で、再び登場する機会が与えられることに期待したい。


■関連サイト
官報 インターネット版
7月7日付官報 15ページ