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2003年9月12日(金)

海に浮かぶ島々が舞台!人気RPGシリーズの最新作『幻想水滸伝IV』が早くも登場

 コナミは、同社の人気RPGシリーズ最新作となる『幻想水滸伝IV』を2004年に発売すると発表した。プラットフォームはPS2で、価格は未定。

 今回も、これまでのシリーズ作品同様、主人公が宿星に導かれる107人の仲間とともに、運命に立ち向かっていく壮大な物語が展開。詳しい内容は、まだ明らかにされていないが、『IV』の舞台は大海に囲まれた群島諸国が中心となる。

 また、『幻想水滸伝』の世界で重要な意味を持つ「紋章」が本作でも登場。今回、主人公が旅の途中で手にするのは「27の真の紋章」のひとつである「罰の紋章」。この紋章は強力な力を宿主に与える反面、その力を使用するたびに命を削り、宿主の命を食らい尽くしては、新たな宿主を求めるという性質を持っている。そして、紋章には歴代の宿主が持っていた記憶が残っており、新たな宿主となる主人公は、自分の中で時折現れる「記憶の断片」の重圧に悩まされることになるようだ。

 なお、この『幻想水滸伝IV』は9月26日より開催される「東京ゲームショウ2003」で映像出展が決定。会場ではここでしか見られない特別な映像も公開するそうなので、シリーズのファンならびに、最新作の雰囲気をチェックしておきたいという人は、ぜひとも足を運んでおこう。

前作『III』の発売から約1年で、早くも発表となった『幻想水滸伝IV』。シニアプロデューサーを務めるのはコナミコンピュータエンタテインメント東京の松川智禎氏、また、『I』でキャラクターデザインを手がけていた河野順子さんが、再度キャラクターデザインとプロデューサーを担当している。

主人公は、もとは孤児。地方領主の小間使いとして雇われていたらしいということ以外、詳細は不明だ。

本作で主人公が手に入れることとなる「罰の紋章」。宿主にすさまじい力を与えながらも命を削り、宿主が死ぬと無作為に新たな宿主を探す、という性質のため、忌み嫌われた存在となっている。

(C)1995 2003 Konami Computer Entertainment Tokyo

データ

▼『幻想水滸伝IV』
■メーカー:コナミ
■対応機種:PS2
■ジャンル:RPG
■発売日:2004年予定
■価格:未定

■関連サイト
コナミ