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2004年10月23日(土)

【エンタマ】有名声優勢ぞろい!全年齢が楽しめた「アニメ声優なりきりバトル」

 23日最後のイベントステージで、人気声優とステージ上で共演できる「アニメ声優なりきりバトル」が開催された。このイベントは、出演する声優の声まねをして、いかに似ているかまたはいかになりきっているかを競うもので、事前に参加者を募った中から選ばれた18組がバトルに挑戦した。

 出演した声優は、人気声優といっても”超”のつく人ばかりで、大山のぶ代さん(ドラえもん役 ※出場者はカッコ内の役をまねて競う)、たてかべ和也氏(ジャイアン役)、高山みなみさん(名探偵コナン役)、山口勝平氏(犬夜叉役)、中尾隆聖氏(ばいきんまん役)の5人。そして司会は、これまた人気声優の山寺宏一氏と飯塚雅弓さんということで、こんな顔合わせはこれまでももちろん、今後もそうそうあるものではないというくらい豪華なステージとなった。特に司会の山寺氏はステージに現れるなり「オッハー」で観客の心をガッチリつかむと、その後は「山ちゃん」トークを炸裂させ、飯塚さんとともに会場を盛り上げていた。

 その後出演声優がステージに勢ぞろいし、審査がスタート。出場者が1組ずつステージに現れ、それぞれ得意な物まねを披露したが、演技中はその役の声優がそばに付き添うため、本人の目の前で演技をするという、出場者にとってはうれしくも緊張するシチュエーションとなっていたようだ。ちなみに出場者の年齢は下は5歳から上は20代終盤まで幅広く、演技の内容も物まねを追求したものから、なりきり中心のものまで様々。いずれも甲乙つけがたい演技ばかりで、会場からも「似てる~!」と声がかかるものも多かった。

 すべての演技が終わった後、審査中の時間を利用して出演者5人に司会の2人を加えた7人で、エンタマ会場限定のオリジナルミニドラマを披露、途中には声優の茶風林氏も飛び入り参加し会場を大いに沸かせた。ちなみに審査の結果、優勝(エンタマベスト賞)は犬夜叉を演じた岡加依子さんが受賞した。

 プレゼンターとして登場した日本俳優連合理事の羽佐間道夫氏が、緊張したのか優勝者を最初に発表してしまうというハプニングがあったものの、立ち見が出るほど集まった観客は大満足な表情で会場を後にしていた。

観客に向けて「オッハー」であいさつ。やっぱりこれがないと「山ちゃん」じゃない!?

ビッシリ集まった観客。実はこの写真の右には立ち見客もかなりの数がいた。

ドラえもんの物まねなら大山のぶ代さんという具合に、その役の声優がとなりでチェック。演技者にはプレッシャーがかかるところだ。

エンタマ会場限定のオリジナルドラマを熱演中。何度見てもこの顔合わせはすごい。


■関連サイト
「東京国際エンターテインメントマーケット2004 ~コミック・アニメ・ゲーム&フィルムフェア~」