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2004年10月28日(木)

ソニーグループが2004年度第2四半期の業績を発表、ゲーム分野は前年比25.8%減

 ソニーグループは、2004年度第2四半期(2004年7月1日~9月30日)の連結業績を発表した。グループ全体における当期の売上高は1兆7,023億円(前年同期比5.3%減)、営業利益が434億円(同30.6%増)、純利益が532億円(同61.6%増)となっている。

 ゲーム分野の売上高は1,196億円で、前年同期と比べると25.8%減。ソフトウェアの売上が増加したものの、ハードウェアの売上減少により、営業損益は前年同期に対し、若干の損失となった。これらの理由としては、11月3日より発売が予定されている新型PS2への移行を控えて、従来機種の生産出荷を戦略的に抑えたことに加え、日米欧でPS2本体の価格を引下げたことが挙げられている。
 ハードウェア、ソフトウェアの生産出荷数はそれぞれ下記の通りだ。

■ハードウェアの生産出荷台数(全地域合計)
機種名
生産出荷台数
PS2
199万台(前年同期比 -679万台)
「PS one」
60万台(前年同期比 -36万台)

■ソフトウェアの生産出荷本数(全地域合計)
対応ソフト
生産出荷本数
PS2用ソフト
5,600万本(前年同期比 +1,200万本)
PS用ソフト
300万台(前年同期比 -700万本)



■関連サイト
ソニーグループ 2004年度第2四半期の連結業績(pdf形式)
ソニー